ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 分類でさがす > 市政情報 > 広報 > 記者会見・記者発表 > > 令和3年3月24日定例記者会見内容

本文

令和3年3月24日定例記者会見内容

更新日:2021年4月5日更新
印刷用ページを表示する
<外部リンク>

目次

  1. 市長冒頭のあいさつ
  2. 新型コロナウイルス感染拡大防止について​
  3. 令和3年4月1日付人事異動について
  4. 市長動向から

1.市長冒頭のあいさつ

​​ 報道機関の皆様には、お集まりいただきまして感謝申し上げます。

 本日は、「新型コロナウイルス感染症感染拡大防止について」、「令和3年4月1日付人事異動について」、その他「市長動向」からいくつか触れてまいります。

2.新型コロナウイルス感染拡大防止について​

 はじめに、新型コロナウイルス感染症につきましては、3月に入り、上田圏域において、19日に5件、20日に5件、その後も連日複数の陽性者が確認されている状況であります。

 また、昨日23日には感染警戒レベルが3へ引き上げられたことから、市としましても3月25日から31日の間で広報車等による広報活動を行うなど、再度、緊張感を持って対応に当たっているところです。

 そこで私から、改めて市民の皆さまにお願いしたいと思います。

 年度末や年度初めは、どうしても人の移動が活発になる時期であります。東京都など1都3県では、「緊急事態宣言」も解除され、全国的に人の流れが多くなると思われます。

 陽性者が増加傾向である初期の段階での気を引き締めた行動が大切です。

 会食時においては、感染防止の3つの基本である「人と人との距離の確保」、「マスクの着用」、「こまめな手洗い・手指消毒」を改めて徹底をお願いします。さらに、感染防止対策を取っている店舗を選んだり、大声での会話や長時間の利用は控えるなど、窮屈と思われるかもしれませんが、感染対策を徹底しながら会食を楽しんでいただけたらと思います。

 現在、療養に当たられている方々の一日も早い回復を心からお祈り申し上げるとともに、新たな気持ちで新年度をスタートできるよう、引き続きのご協力を何卒お願いいたします。

3.令和3年4月1日付人事異動について

(1)はじめに

 さて、井上副市長が3月31日をもって退任されます。井上副市長におかれましては、在職中は、山積する課題解決に向けて多大な御尽力をいただきました。今日までの御労苦に対しまして、心より感謝を申し上げます。

 4月からは現政策研究センターの𠮷澤センター長に副市長をお願いするわけですが、様々な課題に対して豊かな行政経験や人脈を生かして取り組んでいただけるものと期待しております。

 また、上田市立産婦人科病院医師の村田昌功(むらた まさのり)院長におかれましては、3月31日付で退職となります。

 村田院長には、11年6か月にわたり、安全で安心な周産期医療の提供にご尽力をいただきました。

 後任には、現医療政策幹の徳平厚(とくひら あつし)医師を院長とし、引き続き地域の周産期医療の安定的な提供に努めてまいります。

 

(2)人事異動の概要

 続いて、市職員の人事異動について申し上げます。

 一昨日閉会した3月定例会において、令和3年度当初予算及び新型コロナウイルス感染症対策に係る経費を中心とした補正予算が成立し、いよいよ来月から新年度がスタートします。

 令和3年度は、新型コロナウイルス感染症への対応を最優先としつつ、第二次上田市総合計画「後期まちづくり計画」の推進、災害復旧など各種事業の確実な実行をしてまいります。

 また、資源循環型施設の建設をはじめ、公約に掲げた「上田再構築プラン」の実現に向け、全職員が一丸となり、スピード感を持って職務に精励してまいりたいと考えております。

 こうした施策の実現に向け、本日9時からの部長会議において、令和3年4月1日付人事異動の内示を行いましたので、その概要について申し上げます。

 異動者数は、全体で373人となります。その内、部長級は昇任12人を含む17人、課長級は昇任25人を含む42人、課長補佐・係長級は昇任48人を含む87人が異動となります。昇任においては、女性の積極的登用を図るため、課長級2人、課長補佐・係長級18人の昇任人事を行いました。

 次に、3月末での退職予定者は部長級12人、課長級14.人を含む40人で、令和2年度中の退職者総数は46人となる見込みです。

 一方、新規採用職員は77人で、内訳はお手元にお配りした資料のとおりとなりますが、待機児童の解消に向け、保育士を22人採用したところであり、今後も計画的な採用を行ってまいりたいと考えております。

 職員の派遣としましては、新たに長野県の「観光部観光誘客課」と「林務部森林政策課」へ派遣するほか、「経済産業省関東経済産業局」などは職員を交代し引き続き派遣を行う予定であり、派遣を通じて国や県からの情報収集や効率的な業務手法の習得、関係機関との人脈づくりに期待するところであります。

 また、長野大学との連携強化として、大学改革のいっそうの推進に向け、新たに部長級の職員を配置し、改革に向けた体制の強化を図ることとしました。

 その他詳細は、お手元の資料をご覧ください。

4.市長動向から

(1)別所線全線開通セレモニーの概要について

 はじめに、別所線全線開通セレモニーについて申し上げます。

 いよいよ3月28日に全線開通ということで、大変感慨深い思いでこの日を迎えるとともに、この間の市民、利用者の皆様の御支援・御協力に感謝いたします。

 当日は、上田市と上田電鉄との主催による全線開通セレモニーとして、堤防道路での出発式典、ホテル会場での事業報告会を予定しております。

 コロナ禍での開催のため、一般市民の参加はかないませんが、市民・県内外の皆様には、当日のセレモニーの様子を上田ケーブルビジョンのご協力により生中継(ケーブルテレビ、インターネット)で、ご覧いただけます。

 また、報道機関の皆様には、当日のセレモニーの取材について、既に御案内をさせていただいておりますが、本日、お手元にプレスリリースとして、関連イベントの一覧表を配付いたしました。

 セレモニー以外にも、地域の皆様と連携したイベントがいくつか展開されておりますので、そちらも取材もよろしくお願いいたします。

(2)「東京2020オリンピック聖火リレー」及び「第18回上田城千本桜まつり」について

 次に「東京2020(にーぜろにーぜろ)オリンピック聖火リレー」及び「第18回上田城千本桜まつり」について申し上げます。

 4月1日(木曜日)に「東京2020(にーぜろにーぜろ)オリンピック聖火リレー」が行われ、また、1日(木曜日)から11日(日曜日)までの期間で「上田城千本桜まつり」を開催いたします。

 感染防止対策を徹底し開催してまいりますが、ご来場の皆様には感染予防の徹底にご協力をお願いいたします。

 聖火リレー当日は、市街地の交通規制が行われ、市民の皆様にはご不便をおかけしますが、ご理解とご協力をお願いいたします。

(3)長野大学大学院総合福祉学研究科の開設について

 次に、長野大学大学院総合福祉学研究科の開設について申し上げます。

 4月からは平井新理事長が就任され、新たな役員体制での大学運営がスタートし、4月3日(土曜日)、長野大学では初めてとなる社会福祉系の大学院「総合福祉学研究科」の開設に伴い、開設式並びに記念講演会が開催されます。

 このことは設置者である市としましても大変に嬉しく思うところです。

 地域や学生から望まれ愛される魅力ある大学であり続けるために、大学改革の具体化についてより一層の推進を図るべく、大学との情報共有を図りながら設置者として着実に進めてまいりたいと考えております。

(4)「上田市武石地域総合センター開所」及び「上田市役所新庁舎竣工式」について

 次に、「武石地域総合センター」の開所及び市役所新庁舎竣工式について申し上げます。

 既にプレスリリースをさせていただいておりますが、3月29日(月曜日)に武石地域総合センターの開所式を行います。

 新たな「武石地域総合センター」は、武石地域自治センター機能に、武石健康センター、武石老人福祉センター、武石公民館などの公共施設を集約し、市民の皆様のコミュニティ活動や生涯学習、地域保健、防災の拠点として業務を開始してまいります。

 市役所新庁舎につきましては、現在、備品の納入、内線電話や庁内ネットワークなどの整備を進めており、4月17日(土曜日)の午前10時から新本庁舎竣工式を開催します。詳しくは、お手元に配布させていただきました資料をご確認いただければと思います。

 新型コロナの感染防止対策を充分取って行うため、招待者は、地元選出の国会議員、県議会議員、市議会議員をはじめ、自治会連合会や地元の南部地区の自治会、また、市役所改修改築検討委員等と建設関係者の皆様とさせていただき、全体で100名余の方へご案内を差し上げたところです。

 また、同日午後には、市民向けの内覧会を行う予定です。

 コロナ対策をしたうえで、庁舎内をコースに沿って見学していただけますので、市民の皆さまのご参加をお待ちしております。

 新たな両施設とも、「市民が出会い、協働の場となる施設」、「市民が利用しやすく市民サービスを向上させる施設」、「安全・安心を守る、防災の拠点となる施設」として、より一層質の高い市民サービスの実現を目指してまいります。

(5)最後に

 最後に昨日行われた選抜高校野球大会において、上田西高校野球部が強豪高を相手に熱戦を繰り広げました。

 惜しくも敗れはしましたが、コロナ禍にあって次代を担う若者の活躍に市民や県民が勇気づけられ、大変感動いたしました。夏に向けてさらに励んでいただきたいと願っております。

 私からは以上です。