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令和4年3月8日定例記者会見内容

更新日:2022年3月9日更新
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目次

  1. 市長冒頭のあいさつ
  2. 新型コロナウイルス感染症について
  3. 第19回上田城千本桜まつりについて
  4. 結びに

1.市長冒頭のあいさつ

 報道機関の皆様には、お忙しい中、お集まりをいただきまして、誠にありがとうございます。
 はじめに、連日激しい戦闘の状況が報道されていますロシア軍がウクライナに軍事侵攻した件についてですが、民間人も含め多くの方々の尊い命が失われております。
 私も上田市長として、この度のロシア軍による攻撃やウクライナの主権侵害に抗議するとともに、世界の恒久平和に向け、ロシア軍の即時攻撃中止と部隊の撤収、国際法を順守した誠意ある対応を強く求めたいと思います。
 市といたしまして、この度のウクライナにおける人道危機を受け、日本赤十字社「ウクライナ人道危機救援金」の取組を応援し、福祉課と各地域自治センター等の窓口で、募金を受け付けております。皆様の温かいご協力をよろしくお願いいたします。

2.新型コロナウイルス感染症について

​​ (1)まん延防止等重点措置の終了について

 それでは、新型コロナウイルス感染症のまん延防止等重点措置の終了について申し上げます。
 1月27日から全県に適用されてきた「まん延防止等重点措置」が、3月6日をもって終了しました。
 その間、期間の延長もある中で、医療提供体制のひっ迫と社会機能の停滞を防ぐため、1か月以上に渡り、飲食店等の皆様には営業時間の短縮をお願いし、市民の皆様にはより徹底した感染対策をお願いしてまいりました。
 まん延防止等重点措置は終了しましたが、木曽圏域以外の圏域には「感染警戒レベル5 特別警報2」が、また、全県には「医療警報」が発出されています。人の移動が多くなる年度末・年度始めの時期を迎えることから、リバウンドについて大変心配しているところでございます。
 こうしたことから、長野県では3月19日から4月10日までを「年度末・年度始めにおける感染対策強化期間」と位置づけ、注意喚起を行う予定です。
 上田市といたしましては、「上田市新型コロナウイルス感染症対応方針」に基づき、感染防止対策に取り組んでまいりますので、市民の皆様にもご協力をお願いいたします。
 一方で「ワクチン接種の推進」についてですが、上田市では65歳以上の方に対しまして、地元医師会のご協力を賜りながら、先月1日から3回目接種を開始し、着実に進めてきたところです。
 接種の加速を図るため、2月下旬には、接種会場や時間を拡大するなど、緊急の対応も図ってまいりました。
 こうした中、65歳以上の方の約90%が3回目接種を終えられたか、又は予約が決まっている状況であり、概ね、3月中旬までには65歳以上の希望される方に対しまして、接種が終えられるものと見込んでいるところです。
 また、64歳以下の皆様にも、2回目の接種から6か月経過を目処に接種券を順次発送しております。
 1・2回目と異なるワクチンを接種しても、効果や副反応に大きな違いはないと言われておりますので、接種券が届きましたら、その時に接種できるワクチンで、できるだけ早く接種いただきますようご検討をお願いしたいと思います。

(2)5~11歳の方へのワクチン接種について

 次に、5歳から11歳の方へのワクチン接種について申し上げます。
 今般、1・2回目の接種の対象年齢が引き下がり、5歳から11歳のお子さまについてもワクチン接種ができるようになりました。
 上田市でも、先日のプレスリリースのとおり、3月1日から、対象となる方に対しまして接種券を発送したところです。
 ただし、今回発送いたしました接種券が届きましても、すぐにご予約を取ることができません。
 接種までの流れは、本日お配りした資料のとおりとなりますが、こちらは、接種券と共に対象者の方へお送りしておりますので、手続きの詳細は省略させていただきます。
 ここで、皆様にお願いですが、5歳から11歳のお子さまへの新型コロナワクチン接種は、他の年齢の方と違い、接種について「努力義務」が課されておりません。あくまでも「任意」の接種となります。
 厚生労働省は保護者に向け、国内の新型コロナ感染者全体に占める子どもの割合は増えていることから、効果とリスクをよく理解したうえでお子さまと一緒にご検討くださいとしています。
 市としましては、接種をご希望される方には、より安心して接種いただけるよう環境を整備してまいりますので、ご検討いただきたいと思います。
 また、こうしたことから、接種しない方が非難されることのないよう、この点につきましても、十分ご理解いただきたいと思いますのでよろしくお願い申し上げます。

3.第19回上田城千本桜まつりについて​

 続きまして、第19回上田城千本桜まつりについて申し上げます。
 今年の上田城千本桜まつりは、一般社団法人信州上田観光協会主催のもと、「withコロナ」を念頭に、4月1日(金曜日)から4月10日(日曜日)までの日程で開催を予定しています。
 本年は、桜とアートをテーマに、市立美術館で同時期に開催される世界的な画家「アルフォンス・ミュシャ」の特別企画展とコラボし、相互間でイベントを楽しめるような企画を計画しております。
 またまつり会場内では、上田のご当地グルメや特産品が楽しめる「二の丸横丁」が開催されるとともに、コロナ禍の中、直接会場に足を運ぶことに不安を感じるお客様にも上田のご当地グルメ等を楽しんでもらえるよう、オンライン上で商品が購入できる「オンライン二の丸横丁」も展開される予定です。
 市内の感染状況等により開催規模に変動はありますが、感染予防と経済活動との両立の観点から本イベントが開催されますので、大勢の皆様の来場をお待ちしております。

4.結びに

 最後に、本日は私の現任期最後の定例記者会見ということになります。
 改めましてこの4年間を振り返りますと、就任1年目の平成30年は夏の猛暑に見舞われましたが、小中学校や保育所等のエアコン設置を決定し、市の将来を担う子どもたちの学びの場の環境整備を進めました。
 また、令和元年10月の東日本台風災害では、国・県と連携し災害復旧事業を迅速に進めたほか、市民の重要な交通手段を復旧するため、別所線千曲川橋梁の市有化という大変重い決断をいたしました。
 さらに令和2年初頭からは、新型コロナウイルスとの闘いに全力を注ぎ、県や関係機関と連携し、市民の命と暮らしを守ることを最優先に感染拡大防止と社会経済の下支えに取り組んでまいりました。
 一方、最優先課題に位置付ける資源循環型施設建設に向けた取組につきましては、地元の皆様と丁寧に意思疎通を図りながら信頼関係の構築に努めてきた結果、広域連合において環境影響評価の手続きに着手するなど、建設計画は新たな段階へと大きく前進することができました。
 まだまだ道半ばではありますが、市議会や市の職員、そして何より市民お一人おひとりのお力添えがあったからこそ様々な困難を乗り越え、市政を推進できたものと考えております。改めて感謝を申し上げます。
 私からの説明は以上とさせていただきます。