ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 分類でさがす > 市政情報 > 広報 > 記者会見・記者発表 > > 令和4年7月22日定例記者会見内容

本文

令和4年7月22日定例記者会見内容

更新日:2022年7月22日更新
印刷用ページを表示する
<外部リンク>

目次

  1. 市長冒頭のあいさつ
  2. 新型コロナウイルス感染症について
  3. 令和4年度上田市防災訓練の実施について
  4. マイナンバーカードの普及促進について
  5. 第1回サントミューゼ新進演奏家リサイタルについて

1.市長冒頭のあいさつ

 報道機関の皆様には、お忙しい中お集まりをいただきまして誠にありがとうございます。
 6月議会が閉会し、当初の骨格予算の肉づけとなる補正予算をお認めいただきました。これからさらに事業を充実させ、進めてまいります。
 市では、毎年度、取り組むべき目標の明確化と効率的な市政運営を行うため、部局ごとに重点目標を設定しております。
 今年度の重点目標につきましては、過日内容を検討・決定し、ホームページや今月発行の広報うえだに掲載いたしました。
 重点目標には、「第二次上田市総合計画 後期まちづくり計画」および「SDGs未来都市」、双方の将来像である「ひと笑顔あふれ 輝く未来につながる健康都市」の実現に向けて目標を設定いたしました。
 昨年度に引き続き、新型コロナウイルス感染症対策を最重要課題としたうえで、各部局の目標達成に向けて取り組んでまいります。
 それでは、本日の記者会見ですが、「新型コロナウイルス感染症について」「令和4年度上田市防災訓練の実施について」などに触れてまいります。

2.新型コロナウイルス感染症について

(1)感染状況について

 はじめに、新型コロナウイルス感染症の状況について申し上げます。5月以降は新規感染者数が減少傾向となり、第6波の収束の兆しが見え始めておりましたが、7月に入り全国各地で爆発的に感染者が増加し、すでに、第6波のピークを越えている状況となっています。
 上田圏域におきましても全国的な状況と同様に感染者が急増しており、7月19日には、1日当たりで過去最多の186人が確認され、また、上田市におきましても、一昨日、過去最多となる165人が確認されております。
こうした急激な拡大は、感染力が強いと言われるオミクロン株の派生型BA.5への置き換わりによるものとも考えられています。
 上田圏域では20日に感染警戒レベルが4に引き上げられました。また、「確保病床使用率」についても、現在25%を超えている状況です。
 こうした中、県としては、引き続き、行動制限等は行わず、社会経済活動を維持するとしているところですが、今後も感染拡大が続くと発熱外来をはじめ医療提供体制に影響が出てくることも懸念されることから、これ以上の急激な感染拡大は避けなければなりません。
 市としましては、感染警戒レベルに応じた対応方針をまとめたところですが、市民の皆様におかれましても、3つの密を避けることや、場面に応じた不織布マスクの正しい着用、また、例年になく暑い夏を迎えており、冷房もご使用いただいているかと思いますが、こまめな換気も計画的に行っていただきたいと思います。
 一時、感染者が減少してきたことから、基本的な感染対策の徹底が緩んできている面もあるかもしれませんので、もう一度、お一人おひとりが確認いただくとともに、改めての徹底をお願いいたします。

(2)ワクチン接種について

 こうした中、重症化予防を目的に進められているワクチンの4回目の追加接種ですが、7月から一般の市民の皆様の接種が、地元医師会のご協力を賜る中で、約50の医療機関と2か所の集団接種会場で本格的に始まっております。
 また、並行して3回目の接種も行っているところですが、21日現在、上田市では全体の65.9%の方が3回目の接種を終えられている状況です。
 こうして多くの方に接種いただいている状況ではありますが、一方で、年代が低くなるにつれ、接種率が低い状況となっています。
 感染の急拡大を少しでも抑えるために、明日、明後日と、上田駅前ビル パレオと、上田創造館の2か所の集団接種会場で、事前予約不要の「予約なし接種」を行います。
 ワクチンの都合、接種人数に限りはございますが、これまで、なかなか予定が合わなかった皆さまにも、ぜひ接種をご検討いただければと思います。
 さらに、学校が夏休みを迎える中で、ご要望を寄せられていたことから、5歳から11歳までの小児への1・2回目の接種につきましても、急遽、地元医師会の協力を賜る中、集団接種の機会を設けることといたしました。
 1回目につきましては、今月31日(日曜日)、2回目は3週間後の8月21日(日曜日)で、会場は「ひとまちげんき・健康プラザ」となります。
 詳細につきましては、市ホームページやメール配信等でもお知らせいたしますが、ご自身や大切な方を守るためにも、この機会に積極的にご検討いただきたいと思います。
 また、4回目の追加接種の医療従事者や、高齢者施設従事者への対象の拡大が予定されています。
 こちらにつきましては、現在、国から詳細が届いておりませんが、接種が可能になりましたら希望される方が速やかに接種いただけるよう、地元医師会や関係機関と調整を図り、体制を整えてまいります。
 いずれにいたしましても、社会経済活動の維持を前提としつつ、第7波の山をできる限り低く抑えられるよう、また、穏やかな夏を迎えられるよう、お一人おひとりができる感染対策を徹底していただきたいと思いますので、私から改めてお願いいたします。

3.令和4年度上田市防災訓練の実施について

 次に、令和4年度上田市防災訓練の実施について申し上げます。
 市では、上田市地域防災計画に基づき、災害応急対策の実践的な訓練と、市民の防災に対する理解と意識の高揚を図ることを目的に、市主催の防災訓練を毎年実施しております。
 本訓練は、市と消防や警察といった防災関係機関、医療機関などとの連携を主とした「総合型の訓練」と、地域住民が主体となって避難所の運営訓練などに取り組む「地域主体型の訓練」を計画的に実施しております。
 本年度は、「地域主体型の訓練」により、上田地域は西部及び東塩田地区、丸子地域は丸子中央地区、真田地域は長地区、武石地域は武石地区の5か所を重点地区として、8月27日(土曜日)に実施いたします。
 訓練内容でございますが、市内における大規模地震や局地的な豪雨災害の発生を想定し、実際に指定避難所となる施設に地域住民が参集して、避難所開設・運営を中心とする訓練を行うほか、市民全員が参加できる訓練として、ご自宅などで行う「一斉防災行動訓練(シェイクアウト訓練)」を実施いたします。
 訓練概要につきましては、市のホームページや広報うえだなどを通じてお知らせしてまいります。
 令和2年度、3年度は、新型コロナウイルス感染症対策として、地域住民による参集型の訓練は中止といたしましたが、本年度は、訓練内容や参加人数を最小限にとどめるなどの配慮を講ずる中で、現段階では実施してまいりたいと考えております。
 本年度、重点地区となる地域の皆様には、訓練へのご協力をよろしくお願いいたします。また、市民の皆様には、本訓練を契機に、改めて「上田市災害ハザードマップ」でお住いの地域の危険箇所をご確認いただくとともに、非常持ち出し品の確認など、防災について考え、行動する機会としていただくようお願いいたします。

4.マイナンバーカードの普及促進について

 続きまして、マイナンバーカード普及の取り組みについて申し上げます。
 マイナンバーカードにつきましては、対面でもオンラインでも安全・確実な本人確認ができるデジタル社会の基盤となるツールであり、国は「令和4年度末までにほぼ全国民に行き渡ること」を目指して普及促進に取り組んでおります。
 上田市の交付状況につきましては、6月30日現在で38.9%と全国平均の45.3%及び長野県の39%を下回っております。
 上田市におきましては、これまで休日窓口の開設やマイナンバーカード交付センターの開設、大型商業施設における申請受付のほか、企業等へ直接出向く出張申請の実施など、普及に向け取り組んできたところでございます。
最近では、大型商業施設において携帯ショップのイベント時に申請ブースを設置し、来店されていた多くの市民の皆様に申請していただくことができました。
 今後は、新たに集客のノウハウを持つ民間事業者による一般市民向けの出張申請サポートや、公民館、温泉施設等の公共施設での申請窓口の開設、また、企業、団体、学校等への申請の働きかけを強化するとともに、出張申請窓口の拡大に取り組んでまいります。
 市ではマイナンバーカードの普及に向けて、利便性の高い施設や、生活に身近な場所での申請窓口の開設を考えておりますので、この機会に是非お申し込みください。
 また、国の事業として今年9月末までにマイナンバーカードの交付申請をした方に、最大で2万円分のマイナポイントを付与しておりますので、この事業も活用して普及促進に取り組んでまいります。

5.第1回サントミューゼ新進演奏家リサイタルについて

 続きまして、「第1回サントミューゼ新進演奏家リサイタル」について申し上げます。
 サントミューゼでは、2014年10月の開館以来、基本理念の根底にあるものは「育成」であるとして、ホールやスタジオだけでなく地域の公民館や小学校など、市民の皆様に身近な場所で、多彩な事業を展開してまいりました。
 音楽、演劇、ダンスなど、これまで取り組んできた芸術の形はさまざまですが、そこには、地域の文化・芸術の拠点として、地域のこれからを担う人材を育成し、新たな文化・芸術の創造を図りたいとの想いがあります。
 そこで、開館から7年目を迎えた昨年、当館の存在、そして、その活動が地域の皆様に広く理解されるようになった現状に鑑み、新たな展開として東信地域にゆかりのある新進演奏家の皆様に日ごろの研鑽の成果を発表する場を提供し、今後の活動へのステップとしていただくことを目的に「サントミューゼ新進演奏家リサイタル」を企画いたしました。
 昨年実施したオーディションでは、中学生から29歳までの方を対象に、クラシック音楽のジャンルで募集を行い、募集期間が短かったにもかかわらずピアノ、打楽器、管楽器など22名の応募をいただきました。第一次選考は、書類と音源による審査を行い、14名が一般公開で行う第二次選考会に挑みました。
 ヴァイオリニストの中澤きみ子さんら、上田市ゆかりの演奏家6名に審査に当たっていただき、最優秀賞1名、優秀賞2名、聴衆賞1名を決定したところです。
 今年は、記念すべき第1回目のリサイタルとして、来月11日には、最優秀賞と聴衆賞に選ばれた、坂城町出身のピアニスト・宮入柚子さんのソロリサイタルを、来年1月22日には、優秀賞に選ばれた東御市出身のサクソフォン奏者・小林純菜さんと、上田市出身の打楽器奏者・小林公哉さんによるジョイントリサイタルを、ともにサントミューゼ小ホールにて開催いたします。
 今後も、地域の若きアーティストたちがお互いをより高めあう場となることを願い、オーディションとリサイタルの開催をしてまいりたいと考えております。

 さて、これから夏まつりの季節がやってまいります。
 「上田わっしょい」、「信州上田大花火大会」、「丸子ドドンコ」、「真田まつり」、「武石夏まつり」が3年ぶりに開催される予定であります。
 開催に当たりましては、それぞれのまつりに合わせた様々な感染対策を徹底して実施されるとお聞きしております。市におきましても、市民の皆様の安全・安心を最優先に、まつりの開催に向けて支援してまいりたいと考えております。