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令和4年10月28日定例記者会見内容

更新日:2022年10月28日更新
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目次

  1. 市長冒頭のあいさつ
  2. 11月市議会臨時会について
  3. 「第10回プラチナ大賞」優秀賞の受賞について
  4. 「上田城紅葉まつり」「上田真田まつり」等の開催について

1.市長冒頭のあいさつ

 報道機関の皆様には、お忙しい中、お集まりをいただきまして、誠にありがとうございます。
 本日の記者会見では、「11月市議会臨時会に提案する議案について」「第10回プラチナ大賞 優秀賞の受賞について」などに触れてまいります。

2.11月市議会臨時会について

 それでは、はじめに11月1に招集を予定しております、11月市議会臨時会に提案する議案について説明させていただきます。
 今回、臨時会を開催することといたしましたのは、電力・ガス・食料品等の価格高騰が長期化する中、市民生活を守るため、切れ目のない支援を実施する必要があること、また、新型コロナウイルス感染者が再び増加する中、ワクチン接種の促進や接種体制の確保を図る必要があることから、これらに係る補正予算について御審議いただくためであります。

(1) 予算規模等について

 今回の臨時会に提案いたします案件は、一般会計補正予算1件であります。
 今回の補正により、一般会計の予算規模は743億3,095万円余となりました。これは、前年度同時期の予算額と比較して1.8パーセントの増となっています。

(2)補正予算の概要について

 次に、補正予算に計上した事業について申し上げます。
 はじめに、物価高騰が長期化する中で、今後も冬季の光熱費などの負担増が見込まれることから、生活・暮らしを支援するため、住民税非課税世帯や家計が急変した世帯に対し、国の「電力・ガス・食料品等価格高騰緊急支援給付金」として、1世帯当たり5万円の給付を行うほか、国の給付金の対象とならない住民税所得割非課税世帯とそれに準ずる家計急変世帯を対象に、県の「長野県生活困窮世帯緊急支援金」として、1世帯に対し3万円の給付を実施いたします。
 対象世帯は、2つの事業を合わせて2万2千世帯を見込んでおり、非課税世帯に対しては、プッシュ型で給付のご案内や申請書等を送付します。
 発送の時期につきましては、国事業分を11月中旬以降に、県事業分を12月下旬以降に行う予定であり、これに併せて、家計急変世帯に対しては、窓口での申請受付を開始いたします。
 市民の皆様に対しましては、9月定例会で議決されました原油価格・物価高騰対策として、市独自に1世帯当たり1万円を給付する支援金も含め、制度内容や手続方法についてホームページや広報等で丁寧に周知を図り、迅速な給付ができるよう取り組んでまいります。
 次に、新型コロナワクチン接種につきましては、オミクロン株対応ワクチンによる接種が、今月から開始されたところでありますが、令和4年12月末までに接種が完了できるよう体制を確保することが国から要請されています。
 また、追加接種については、接種間隔が従来の5か月から3か月に短縮されたことから、従来型ワクチンで4回目接種を受けた60歳以上の方などが10月下旬から順次オミクロン株対応ワクチン接種の対象となるため、対象者が大幅に増えることを想定した接種体制の構築が求められているところです。
 このような状況を踏まえ、市内医療機関にはインフルエンザのワクチン接種が本格化する中、コロナワクチンの接種についてもできる限りご協力をいただかなければならず、診療体制にも影響を与えかねません。
 そのようなことから、市では、接種体制の維持が確保されますよう、コロナワクチンの個別接種にご協力いただく市内医療機関を対象に、月額10万円を基本額とし、1週間あたりの予約枠数に応じた協力金を交付することといたしました。
 今月20日には県の医療警報が再度発出され、感染拡大への警戒が高まっています。
 特に今年の冬は、第7波を上回るコロナ感染者の発生や、インフルエンザとの同時流行による医療ひっ迫も懸念されています。
 市民の皆様には、これまでと同様に基本的な感染対策を行っていただくとともに、従来のワクチンを上回る効果が期待されているオミクロン株対応ワクチンについても速やかな接種をご検討いただきますようお願いします。
 市といたしましても、引き続き、感染対策強化や医療提供体制を維持するための支援に取り組んでまいります。
 以上、提案する議案の概要について申し上げました。

3.「第10回プラチナ大賞」優秀賞の受賞について

 続きまして、「第10回プラチナ大賞」優秀賞の受賞について申し上げます。
 「プラチナ大賞」は、「一般社団法人プラチナ構想ネットワーク」が主催し、イノベーションによる新産業の創出やアイデアあふれる方策により、地域や社会の課題を解決している自治体や企業等の取り組みを表彰するものです。
 今回、当市が長野県及び千曲市と共同で実施している「広域シェアサイクル」の取り組みについて応募したところ、全国からの応募44件のうち、本件を含む15件が一次審査を通過し、最終審査に選出されました。
 最終審査会は、去る10月24日に都内において開催され、当市からは𠮷澤副市長が、長野県の関副知事、千曲市の大内副市長と共にプレゼンテーションをしてまいりました。
 結果として、残念ながら大賞は受賞できませんでしたが、「優秀賞 広域資源活用賞」を受賞したこと、また、当市が「プラチナシティ」に認定されたことを大変嬉しく思っているところです。
 「シェアサイクル」は移動手段のひとつではありますが、地域交通や脱炭素、スマートシティ、観光振興といった様々な地域の課題解決に寄与するものであり、今回、様々な分野と連携した取り組みを、自治体の枠を超え、広域により実施している点を評価いただいたものと考えております。
 今年度は昨年度と比較し、大幅に利用が伸びている状況でありますが、引き続き利便性の向上に努め、利用状況のデータを分析しながら社会実装に向けた検討を進めてまいりたいと考えております。

4.上田城紅葉まつり」「上田真田まつり」等の開催について

 続きまして、初めて同時開催される「第16回上田城紅葉まつり」と「第40回上田真田まつり」について申し上げます。
 11月5日(土曜日)、11月6日(日曜日)に「第16回上田城紅葉まつり」が、一般社団法人信州上田観光協会により開催されます。
 紅葉のシーズンに合わせ、上田城跡公園において、上田ならではの食や地場産品の提供のほか、多くの皆様にお楽しみいただけるイベントを開催することで、全国に信州上田の魅力をPRするものです。
 今回の上田城紅葉まつりでは、全国武将隊イベント「戦国GIG 凱」、「上田城スカイランタンフェスティバル」、「絵の具であそぼう!アート体験」などのイベントが企画されているとお聞きしております。
 また、11月6日(日曜日)には、3年ぶりの開催となる市民まつり「第40回上田真田まつり」が上田真田まつり実行委員会により開催されます。
 新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、これまで開催が見送られてきましたが、多くの皆様の熱意により、開催時期を通例の春から秋に変更して開催するものです。
 上田真田まつりは、上田を代表する戦国武将である、真田幸隆公、昌幸公、幸村公の真田三代の生き様を表現したイベントとして、上田城跡公園と中心市街地を舞台に街全体の活気と賑わいの創出を図ります。
 見どころは、上田城跡公園から中心市街地に向けて行われる、市民団体や全国からの一般参加者による「真田三代武者行列」や、中央2丁目交差点において上田商工会議所青年部の皆様や、有志の皆様による真田幸村をテーマとした「決戦劇」などでございます。
 その他、「鉄砲演武」、「神輿渡御(みこしとぎょ)」、「房山獅子」、「江戸芸かっぽれ」、「民謡流し」、「真田隊パレード」、「出陣太鼓」など、各市民団体の皆様、総勢約900人の方々に、まつり全体を盛り上げていただく予定です。
 今回は、初の「上田城紅葉まつり」と「上田真田まつり」の同時開催となり、上田城跡公園や中心市街地が、紅葉のなか、まつり一色となりますので、多くの皆様のお越しをお待ちしております。
 また、お手元にチラシをお配りいたしましたが、11月3日の祝日には、「武石おねり秋まつり」が開催される予定です。
 そのほかにも秋のイベントが多数開催される予定ですので、感染対策を講じた上で、多くの皆様にご参加いただければと思います。