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令和5年4月27日定例記者会見内容

更新日:2023年4月27日更新
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目次

1.市長冒頭のあいさつ
2.新型コロナウイルス感染症対策について
3.ふるさと寄附金「上田市日本遺産応援コース」の新設について
4.上田市の不登校支援について
5.上田市庁舎グランドオープン式典について
6.その他

1.市長冒頭のあいさつ

​報道機関の皆様には、お集まりをいただきまして誠にありがとうございます。
本日の記者会見では、「新型コロナウイルス感染症対策」や「ふるさと寄附金『上田市日本遺産応援コース』の新設」などについて、触れてまいります。

2.新型コロナウイルス感染症対策について

​(1)感染症法の類型見直しに伴う上田市の感染防止対策について

まずはじめに、新型コロナウイルス感染症に関し、感染症法の類型見直しに伴う上田市の感染防止対策について申し上げます。
新型コロナウイルス感染症対策につきましては、市の感染症対応方針に基づき、様々な対策を講じてまいりました。市民の皆様には、御理解と御協力をいただきましたことに、改めて感謝を申し上げます。
現在は、オミクロン株の変異型が主流株となる中で、ウイルスの特性や、ワクチン接種の促進などにより、罹患者の重症化や致死率が低下していることなどから、既に周知されておりますとおり、政府は、感染症法上の類型の見直しを表明しました。
5月8日から新型コロナウイルス感染症を5類感染症へ移行する方針を示すとともに、先行して3月13日からは、マスクの着用は個人の判断に委ねることとするなど、これまで行われてきた様々な感染防止対策が転換期を迎えています。
新型コロナウイルス感染症が国内で発生して以来、市では、国による緊急事態宣言の発令や、県による感染警戒レベルや医療アラートの発出に応じて、市独自の感染症対応方針を策定し、市有施設などにおける感染防止対策や、市民の皆様に向けた感染予防のお願いなどの取組を進めてまいりました。
また、マスクの着用が個人の判断に委ねられた3月13日以降においても、市の業務の継続性や市有施設への来庁者やご利用される方への感染を防ぐために、市の職員を対象とした「上田市職員等の新型コロナウイルス感染症対策ガイドライン」を策定し、就業中の全職員のマスク着用や、窓口等へのアクリル板の継続的な設置など、現在も感染防止対策に取り組んでおります。
こうした対策の基準は、感染症法や国・県の方針、及び感染警戒情報等に準じて進めているところでありますが、5月8日からの感染症類型の移行に伴い、法に基づく様々な規制が緩和されることや、新規陽性者数の全数把握の廃止により、これまで市が発出しておりました「上田市新型コロナウイルス感染症対応方針」や、圏域内の新規陽性者情報の公表などは廃止いたします。
今後は、法的規制が緩和されることで、外出制限やマスクの着用など、感染防止対策が個人の判断に委ねられることとなります。
一方で、減少傾向に転じながらも、連日、新規陽性者が報告されている現状にあることを踏まえて、市といたしましては、引き続き、感染状況に応じて、必要な取り組みを進めてまいります。​

(2)新型コロナワクチン接種の実施について

次に、新型コロナワクチン接種の実施について申し上げます。
4月18日より令和5年度 春開始接種の対象となる方に対しまして、接種券を順次お送りしております。お手元に接種券が届きましたらこれまで同様に、WEB予約システム、又は、市コールセンターにて予約をお取りいただけます。
接種体制といたしまして、地元医師会のご協力を賜りながら、市内50か所の医療機関での個別接種を5月8日から、集団接種につきましては、市総合保健センター、市役所本庁舎等において5月13日から開始の予定としております。引き続き、希望される方が速やかに接種できるよう体制を整えてまいりますので、機会を捉えて、接種へのご検討をお願いします。
新型コロナウイルス感染症は、まだまだ収束と言える状況にはなく、特に来週にはゴールデンウィークを控え、人の流れが増加する期間となります。
改めて、市民の皆様には、「自らの感染リスクを回避し」、「感染リスクの高い方を守り」、「社会機能の維持と感染防止対策の両立」に向けて、これまでの経験と実践に基づき、様々な場面に応じた感染防止対策へのお取組をいただきますようお願いいたします。​

3.ふるさと寄附金「上田市日本遺産応援コース」の新設について

続きまして、ふるさと寄附金「上田市日本遺産応援コース」の新設について申し上げます。
日本遺産につきましては、令和2年6月に文化庁から認定されて以降、そのストーリーや構成文化財の普及啓発、魅力発信、調査研究等を通じて、これまでシビックプライドの醸成、地域の活性化及び観光振興に向けた取組を進めてまいりました。
引き続き、先人が築いてきた伝統行事や神社仏閣、それを引き立てる神秘的な景観など、地域の宝を守り、その魅力を広く発信していくことで、交流人口の拡大、観光誘客や地域振興に活かしたいと考えております。
そこで、お手元に資料をお配りしてありますとおり、5月1日より、上田市ふるさと寄附金の活用コースに、日本遺産コースを新設することと致しました。
いただいた寄附金につきましては、日本遺産の普及啓発、環境整備、魅力発信、観光誘客事業等に活用させていただきます。
報道関係の皆様におかれましては、新設した ふるさと寄附金日本遺産コースの周知について、御協力をいただきますようお願いします。

4.​上田市の不登校支援について

続きまして、昨年度、教育委員会が策定した「不登校児童生徒を支援する民間施設等に関するガイドライン」について触れてまいります。
令和4年10月に文部科学省が公表した調査の結果によりますと、全国の小中学校における不登校児童生徒数は、過去最多の244,940人にのぼり、9年連続で増加しています。
上田市においても、不登校児童生徒の増加が続き、私も心を痛めておりまして、大きな教育課題のひとつと認識し、総合教育会議の場においても、「不登校」を令和3年度から継続して取り上げ、教育委員会とともに支援策を検討してまいりました。
これまでも、学校及び教育委員会では不登校支援のため、一人ひとりの状況に応じ、校内支援会議の開催やスクールカウンセラーの派遣、校外中間教室の設置などに取り組んでおりますが、悩みを抱える子どもたちの思いは様々であります。
国は、不登校児童生徒の社会的自立に向けては、学校以外にも適切な居場所が必要であるとし、学校と民間施設の連携を求めております。
このような背景もあり、不登校児童生徒が民間施設などを利用した場合、学校長が「出席扱い」と判断する際の目安や留意すべき点を示した「不登校児童生徒を支援する民間施設等に関するガイドライン」を策定する運びとなりました。
ガイドラインの有効活用、そして、学校、教育委員会、地域の教育力のさらなる連携により、不登校児童生徒への支援を充実させ、すべての子どもたちが豊かな人生を歩んでいけるよう、市としても支援してまいります。​

5.​上田市庁舎グランドオープン式典について

続きまして、5月20日(土曜日)に開催されます「上田市庁舎グランドオープン式典について」申し上げます。
令和元年度から整備を進めてきた市役所庁舎につきましては、令和3年度には本庁舎が、令和4年5月には南庁舎がそれぞれ竣工となり、本年3月27日には庁舎正面の駐車場が共用開始となりました。
この度、庁舎及び外構工事が完了し、新しい市役所が完成したことから、市役所駐車場を会場として、「市庁舎グランドオープン式典」を開催することとしました。
午前10時からの式典では、上田地域消費者の会の皆様から寄贈していただいた樹木の記念植樹やテープカットなどを行う予定です。
式典の前には、上田第二中学校吹奏楽部の皆さんに演奏を披露していただき、式典後には、記念イベントとして常田獅子保存会と房山獅子保存会の皆様に舞を披露していただきます。
市の無形民俗文化財に指定されているこの獅子舞は、真田昌幸公が上田城を築いた際に召されて、地固めの祝いに獅子を演舞したと伝えられています。
また、真田氏を引き継いだ仙石忠政公が、上田城を修築した折にも奉納されたとも言われ、古式豊かな獅子舞です。
この他、関連行事として、市内高校の美術部と地元保育園の園児の皆さんの手による、キットパスクレヨンを使った、庁舎窓ガラスへの描画制作をお願いしています。
この庁舎のグランドオープンを契機として、全職員が一丸となり、より効率的で質の高い行政運営を図るとともに、市民の皆様にとってより利用しやすい庁舎となるよう努めてまいります。​

6.​その他

​最後に、これから大型連休を迎えますが、市内各地域におきましては、様々な催しが企画されておりますので、ご紹介をさせていただきます。
5月5日の「こどもの日」には、上田城跡公園におきまして、鯉のぼりづくりや射的ゲームなどが親子で楽しめる「うえだこどもまつり」が開催されます。
また、丸子地域では、依田川の初夏の風物詩として、川幅いっぱいに飾られる 色とりどりの鯉のぼりが、5月12日までお楽しみいただけます。
真田地域では、つつじの名所として知られる御屋敷公園を会場に、5月14日に「御屋敷つつじ祭り」が開催されます。
武石地域では、先日、ビーナスラインの開通に合わせ、「美ヶ原高原開山祭」が開催され、いよいよグリーンシーズンがスタートしております。
新緑の美しい山々に囲まれた、この季節ならではの、魅力が盛りだくさんとなっておりますので、ぜひ多くの皆さまに訪れていただきたいと思っております。
私からは以上です。