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令和5年7月18日記者会見内容

更新日:2023年7月18日更新
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目次

1.市長冒頭のあいさつ
2.7月10日の菅平高原における降雹被害について
3.こどもまんなか応援サポーター宣言について
4.上田市菅平高原スポーツランド及び菅平高原アリーナのネーミングライツ・パートナー募集について
5.上田城櫓復元に向けた懸賞金制度について
6.その他

1.市長冒頭のあいさつ​

報道機関の皆様には、お集まりをいただきまして誠にありがとうございます。
本日の記者会見では、「こどもまんなか応援サポーター宣言」について、「ネーミングライツ・パートナーの募集」などについて触れてまいります。

2.7月10日の菅平高原における降雹被害について

まずはじめに、7月10日の菅平高原における降雹被害状況等についてご報告いたします。
過日の報道にもありましたが、10日午後に菅平高原で豪雨とともに2センチ大の雹が降り、収穫直前のレタス等の農作物に大きな被害が発生いたしました。
被害の状況としまして、速報値で被害面積は、27.9ヘクタール、被害金額は約1億2,500万円余とされております。
被害にあわれた生産者の皆様には心よりお見舞いを申し上げます。
市といたしましても生産者に寄り添い、県や関係団体と連携し、必要な支援を行ってまいりたいと考えております。

3. こどもまんなか応援サポーター宣言について

次に、「こどもまんなか応援サポーター宣言」について申し上げます。
上田市では、第二次総合計画後期まちづくり計画の重点プロジェクトの一つに「人口減少・少子化対策プロジェクト」を掲げ、少子化対策に重点的に取り組むとともに、「上田再構築プランVer2.0」に掲げる「子育て環境等の充実の促進」に向けた取組を推進しております。
今年度からは、上田市独自の事業として、上田市出産祝金事業を開始するとともに、福祉医療費助成制度の対象年齢を18歳まで拡大するなど、子育て世代への支援を充実したところでございます。
一方、国では、今年4月にこども家庭庁が設置され、こどもに関する取組や政策を社会の真ん中に据えた「こどもまんなか社会」の実現を目指す中で、現在「こどもまんなか応援サポーター」の募集が行われています。
「こどもまんなか応援サポーター」は、こどもや若者の意見を聴き、その意見を尊重し、こどもや若者にとってよいことは何かを考え、自分でできるアクションを実践していくという趣旨に賛同した、企業・個人・自治体等が「こどもまんなか応援サポーター」になる旨を宣言するものです。
今回のサポーター募集に際しまして、上田市といたしましても、市の子育て支援に対する考えや、これまでの取組内容が、この宣言の趣旨に合致するものでありますことから、本日、7月18日付けで上田市として、「こどもまんなか応援サポーター」になることを宣言することといたしました。
こどもは、社会の希望、未来をつくる力です。上田市では、「すべてのこどもが笑顔でしあわせに暮らせる」ことを強く願い、「こどもの成長を支える」、「親の子育てを支える」、「地域全体で子育てを支える」、この三つの視点で、地域社会が一体となってこどもを支えるネットワークや、安心して子育てできる環境の整備と、きめ細かな支援に取り組んでいます。
今後は、市がサポーター宣言をしたことを周知しながら、市内の企業や団体、個人の方々にも参加を呼びかけ、地域の皆様とともに、「こどもまんなか」の社会の実現を目指してまいります。

4. 上田市菅平高原スポーツランド及び菅平高原アリーナのネーミングライツ・パートナー募集について

続きまして、上田市菅平高原スポーツランド及び菅平高原アリーナのネーミングライツ・パートナー募集について申し上げます。
市では、「ネーミングライツ導入に関するガイドライン」を策定し、施設の愛称を命名する権利を取得するネーミングライツ・パートナーの募集を開始いたしました。命名権料は、施設の管理運営や利用者のサービス向上に活用されるものです。
今回の施設を特定し、ネーミングライツ・パートナーを募集する方法である「施設特定型」については、上田市では初めての募集となります。
募集施設は、スポーツ合宿の聖地「菅平高原」を象徴する「菅平高原スポーツランド、通称、サニアパーク菅平」と「菅平高原アリーナ」の2つの施設です。
両施設は、市民をはじめ大変多くの方々が訪れることから広告効果が見込まれるとともに、愛称を付与することにより利用者の増加や有効活用が期待されるものです。
まず、「菅平高原スポーツランド、通称、サニアパーク菅平」についてですが、メイングランド1面、サブグラウンド4面、第3種公認陸上競技場などを備えた施設です。
昨日まで「第10回全国高等学校7人制ラグビーフットボール大会」が開催され、全国各地から大変多くの皆様にお越しいただき、活気に満ち溢れていたところです。今後も、コベルコカップ2023をはじめ、各種大会、交流試合、イベントが予定されております。
また、2028年には第82回国民スポーツ大会におけるラグビーフットボール競技が行われる予定です。
こちらの命名権料は、市としての希望金額ですが、年額2,000万円、希望契約期間は3年を基準としています。
なお、愛称の条件といたしまして、「サニアパーク」の字句を使用することとなっています。この条件につきましては、「サニアパーク菅平」が公募で選ばれた愛称であり、これまで多くの方に、広く浸透しているためです。
次に、「菅平高原アリーナ」についてですが、競技場、トレーニングルーム、クールダウンルームなどを備えた施設です。
この夏はコロナ禍前を上回る勢いで、ラグビーを中心に各種目での利用予約をいただいています。
また、1年を通じて全日本スキー連盟、日本障害者スキー連盟の選手の皆様にご利用いただくほか、日本スケート連盟ナショナルチームの皆様にもご利用いただいている施設です。
こちらの命名権料、市としての希望金額ですが、年額200万円、希望契約期間は3年を基準としておりまして、愛称の条件は特段ございません。
今、申し上げました命名権料及び契約期間は、市の希望となりますので、これを下回る応募も可能です。
募集期間は、7月20日から10月31日までとなります。
ネーミングライツ・パートナーとともに、新型コロナウイルス感染症による影響を大きく受けたスポーツ合宿の聖地である「菅平高原」に活気を取り戻したいと考えております。

5. 上田城櫓復元に向けた懸賞金制度について

続きまして、上田城櫓復元に向けた懸賞金制度について申し上げます。
私は、文化を育み、交流と連携で風格漂うまちづくりを目指す取組として、上田城の復元や日本遺産など、文化遺産の継承と保存・活用を積極的に推進しております。
こうした取組を推進する中、市では現在、江戸時代の上田城をより多くの方にイメージしていただけるよう、かつてあった7つ櫓のうち、現存していない4つの櫓の復元を目指しております。
このような取組の中で、復元にあたっては、その根拠となる資料として、その形が確実に分かる古写真や図面等が必要でありますが、現在残っている南櫓・北櫓・西櫓以外が写された写真や図面が見つかっていないことから、新たに懸賞金制度を設けて、今月3日から、令和6年3月29日まで、広く資料の収集を行っております。
募集資料は、上田城の復元に必要な古写真、古文書、絵図などの原本で、懸賞金の総額は500万円でございます。
ご提供いただいた資料が、市職員、専門家による審査を経て、櫓の復元に資する資料として認定されるまで、最長で数年かかる見込みでございます。
上田市の「顔」である上田城を、江戸時代の姿に復元し、市民のよりどころとして、更なる郷土愛の醸成を図るとともに、多くの観光客の皆様に、より親しまれるエリアとなるよう、引き続き、全力で取り組んでまいりますので、ご理解とご協力をお願いいたします。

6. その他

最後に、これから開催される市内の夏祭りについて申し上げます。
今年は市内各地域で、大人や子どもの元気な神輿や慣れ親しんだ踊り、華やかな花火など、夏のにぎわいが戻ってきます。
上田地域では、7月22日に4年ぶりの「信州上田祇園祭」、29日には「上田わっしょい」が上田中心市街地におきまして開催されます。
また、8月5日には千曲川河川敷で「信州上田大花火大会」が、8月6日、7日には、海野町商店街通りで、「信州上田七夕まつり」が開催されます。
そのほか、各地域では、8月5日に「丸子ドドンコ」、8月6日に「真田まつり」、8月12日と14日に「武石夏祭り」が開催される予定です。
どの祭りも、地域の人々のつながりが感じられる、皆が楽しめる祭りになるようにと、大勢の皆様が準備を進めています。
多くの人出が見込まれますので、感染対策などに配慮いただきながら、大いに盛り上げていただくことを期待しております。
私からは以上です。