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令和6年3月22日記者会見内容

更新日:2024年3月22日更新
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目次

1. 市長冒頭のあいさつ​
​2. 上田城復元推進協議会の設置及び上田城復元資料懸賞金事業の延長について
​3. SDGsに取り組む事業所としての行動目標について
​4. マンズワイン(上田市東山産ブドウ使用)の国際コンクールにおけるグランド・ゴールド受賞について
​5. 青木村との給水援助協定調印式について
​6. 第21回上田城千本桜まつりの開催について

1. 市長冒頭のあいさつ​

報道機関の皆様には、お集まりいただき感謝申し上げます。
本日の記者会見では、「上田城復元推進協議会の設置及び上田城復元資料懸賞金事業の延長について」、「市役所におけるSDGsの新たな取組について」など触れてまいります。

2. 上田城復元推進協議会の設置及び上田城復元資料懸賞金事業の延長について

​まず、上田城復元推進協議会の設置及び上田城復元資料懸賞金事業の延長について申し上げます。
上田城復元に向けた機運醸成や魅力発信を図るため、3月27日に上田城復元推進協議会を設置することといたしました。上田市のほか、上田城復元の夢を叶える市民の会、上田市教育委員会、長野県、上田・城下町活性会、上田市自治会連合会、上田市文化芸術協会の7団体で構成し、会長には私が就任する予定でございます。
兵を駐留させた武者溜り及び7つ櫓のうち、残り4つの櫓や西虎口櫓門、土塁、石垣等の整備に向け、協議会の構成団体とも連携を図りながら、上田城シンポジウムや本丸、二の丸、三の丸エリアを楽しんでいただく謎解きラリーの開催など事業に取り組んでまいります。
これらの事業を通じて、上田城のコンテンツを核とした観光誘客やまちなかの賑わい創出、及び地域の活性化につなげていけるよう、皆様方のお力添えをいただければ幸いです。
また 昨年7月から今月29日まで実施しております、上田城復元資料懸賞金事業につきましては、2月末現在で33件の古写真、絵図、文書などが寄せられたところでございます。
残念ながら、直ちに復元につながる資料等は確認できませんでしたが、今回の事業を通じて、これまで収集できなかった文書や古い写真が寄せられるなど、一定の成果があったものと捉えております。今年度の実施状況等を勘案し、来年度も懸賞金事業に取り組んでまいりたいと考えております。
引き続き、幕末の上田城の姿を復元すべく、上田城跡整備事業を全力で進めてまいりたいと考えておりますので、ご理解とご協力をお願いいたします。

3. SDGsに取り組む事業所としての行動目標について

次に、市役所におけるSDGsの新たな取組について申し上げます。
上田市では、これまでに総合計画の施策とSDGsを関連づけることにより取組を推進し、令和4年に「SDGs未来都市」として選定されて以降、シンポジウムの開催や広報うえだに毎月、市民・企業等の活動を紹介するなど、理解促進と啓発活動に取り組んできております。
こうした中、一部の企業では、組織としてSDGsの行動目標を定め、「SDGs宣言」を行うなどの取組が広がりつつあります。
上田市といたしましても、このような視点に立ち、令和6年4月から、「職員一人ひとりの自己宣言によりSDGsの取組を推進」することといたしました。
職員自らが取り組む項目を選定し、該当するSDGsのゴールのアイコンシールを名札に表示して、「自己宣言」という形で取り組んでまいります。
また、名札に表示したアイコンシールを市民の皆様にもわかりやすくお示しすることで、市民の皆さんへの取組拡大も期待しているところでございます。
SDGsの取組の目標年度である2030(令和12)年に向けて、人口減少・少子高齢化や、気候変動をはじめとする、様々な社会課題を解決し、2030年以降も、SDGs未来都市として、持続可能な上田を目指し、職員一人ひとりが問題意識を持って、取組を進めてまいります。

4. マンズワイン(上田市東山産ブドウ使用)の国際コンクールにおけるグランド・ゴールド受賞について

​次に、マンズワインの国際コンクールにおけるグランド・ゴールド受賞について申し上げます。
今月、フランス・カンヌで開催された「ヴィナリ国際ワインコンクール」において、マンズワイン株式会社の「ソラリス マニフィカ2017」が、最高位のグランド・ゴールドを受賞しました。
このワインに使用されるブドウは、全て上田市塩田地区の東山で栽培されております。
同コンクールで日本の赤ワインがグランド・ゴールドを受賞するのは国内初の快挙であり、マンズワイン株式会社の皆様にお祝いを申し上げる次第であります。
ワインは基本的にブドウだけを使用して醸造されるお酒でありますので、使用したブドウの品質がそのままワインの品質にも反映されます。そして、ブドウの品質は品種・原産地・気候などの自然条件により決定するため、ワインにとって「産地の影響」は他のお酒では考えられないほど大きいと言われています。
昨年も同コンクールにおいて上田市東山のブドウを使用したワインがゴールドを受賞しており、引き続きの受賞となることから、上田市を含む千曲川ワインバレーが、ワイン用ブドウの産地として非常に適していることを世界に向けて発信いただく機会となりました。
現在、市内には約20名のワイン用ブドウの生産者がおられ、2つのワイナリーがございます。今回の受賞を追い風として、今後もワイン用ブドウの生産者が増え、また新たなワイナリーが建設されることを期待しております。
市といたしましても、様々な機会を通じて、上田市産のワインや、上田の気候風土がはぐくむ農産物や加工品を紹介しながら、上田市を全国や世界に発信してまいります。

5. 青木村との給水援助協定調印式について

​次に、青木村との給水援助協定調印式について申し上げます。
近年、全国各地で気候変動に伴う災害が頻繁に起こり、当市においても毎年のように災害に見舞われている状況であります。
能登半島地震では、浄水場や水道管など多くの水道施設で被害を受けて、2か月を過ぎた今日も、断水が続いている地域があります。
また、全国各地で、施設の老朽化等による水道管の破断や水管橋の落橋事故など、様々な形で被害が出ております。
このような状況を踏まえ、隣接する青木村と災害などの非常時における対策として、相互の給水援助活動や、資材等の供出などを盛り込み体制の強化を図るため、3月28日に青木村との「給水援助協定」を締結する運びなりましたので、ご報告させていただきます。

6. 第21回上田城千本桜まつりの開催について

​最後に、「第21回上田城千本桜まつり」の開催について申し上げます。
今年も、上田城千本桜まつりが、3月30日(土曜日)から4月7日(日曜日)まで、上田城跡公園において一般社団法人信州上田観光協会の主催により開催されます。
昨今の桜の開花時期が少しずつ早まりつつある状況を踏まえ、今年は初めて3月下旬から開催することといたしました。催しにつきましては、お手元に配布いたしましたパンフレットも併せてご覧いただければと思いますが、特産品やグルメを販売する「二の丸横丁」、「上田城櫓復元に関するPRブース」、「別所温泉足湯体験」、「甲冑着用体験」などが行われるほか、まつり期間中に市内温泉地へお得に泊まれる「上田市内温泉地“花見湯産”千本桜キャンペーン」など、様々な関連事業やイベントが企画されています。
また、上田城跡公園では、まつりに合わせて千本桜ライトアップやぼんぼりの点灯を日没(18時30分頃)から22時まで実施いたしますので、多くの皆様にお越しいただき楽しんでいただければと思います。
私からは以上です。