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【重要】令和4年度末での分娩取り扱い中止について
上田市立産婦人科病院では、
- 産婦人科医師の確保が困難な状況であること
- 少子化等による分娩数の減少
- 当院の経営状態の悪化
- 上田地域全体の周産期医療提供体制の確立
これらを踏まえ、上田市立産婦人科病院のあり方について、病院運営審議会、地域周産期医療あり方研究会からの答申、意見を検討し、将来にわたる安全・安心な周産期医療提供体制の構築のために、信州上田医療センターとの医療機能の再編・集約を進めることとする「上田市立産婦人科病院のあり方(方針)」を策定し、関係機関と協議を進めてきました。
この地域で安心してお産ができる体制を築くためには「医療を担う病院」と「政策的な支援を担う行政」の役割分担を明確にし、連携していくことが重要となることから、当院での分娩の取り扱いを令和5年3月をもって中止し、信州上田医療センターへ集約することとなりました。
令和5年度末(令和6年3月)までに当院の医療機能を信州上田医療センターへ集約し、当院は閉院となり、これからは信州上田医療センターを中心とした周産期医療体制を構築していきます。
通院中の方、分娩予約をされる方へ
- 令和5年3月の分娩予約をされている方、これからされる方へ
令和5年3月上旬までの方は予約を受付します。それ以降の方の妊婦健診は実施しますが、分娩はご希望の医療機関へ紹介します。
令和5年3月中旬以降にすでに分娩予約されている方へは、お一人お一人へご相談させていただきます。 - 外来診療について
婦人科外来、産科外来、子宮がん検診などの外来診療は継続して実施します。 - 妊婦健診について
妊婦健診、母親学級、助産師外来は継続して受診することができます。 - 妊娠・出産に関する相談ついて
助産師による妊娠や母乳などに関する相談はお受けしています。(予約制)
令和5年度の診療体制について
令和5年度の診療体制につきましては、「【重要】令和5年度上田市立産婦人科病院の診療体制について」へ掲載しましたので、ご覧ください。
【令和5年2月8日 上田市立産婦人科病院】