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ぱっくん(生ごみ堆肥化基材)
エコ・ハウスで力を入れている活動のひとつに「生ごみ堆肥化基材ぱっくんの普及」があります。現在では、市内の多くのご家庭で使われています。
ぱっくんとは?
ぱっくんとは園芸用資材としてよく使われるピートモスともみ殻くん炭を混ぜ合わせたものです。
その名前は「ピートモスの(P)・くん炭の(くん)の頭文字」と「生ごみをパクパク食べるから」という意味でつけられました。
- 〇なぜピートモスやくん炭を使うの?
- ピートモスは、水苔が数千年以上、堆積してできたものといわれ、微生物のすみかと水分調節のために使用します。
くん炭は、もみ殻を炭にしたもので、ピートモスの酸性を弱め、ニオイも抑えます。
ぱっくんはどこで手に入るの?
上田市民の方には、申込書の提出により、無料で配布しています(1袋あたり約20リットル)。ただし、上田市民で申込書を提出されない方、上田市民以外の方には500円で販売しています。
申込書は下記受付窓口でご記入・ご提出ください(ご印鑑は不要です)。
受付窓口
- エコ・ハウス(上田クリーンセンター内)
- 丸子地域自治センター市民サービス課
- 真田地域自治センター市民サービス課
- 武石地域自治センター市民サービス課
申込の際の注意点
- お申込は一回につき原則1個でお願いします。
- 正しい使用方法を守ってください(ダンボールを使用してください)。
- 生ごみを分解しなくなるまできちんと使用してください。
(ぱっくんが「べとついて」、「アンモニア臭が強く」なってきたら終了の目安です) - 目的外の利用はできません。
(目的:生ごみを自ら堆肥化し、ごみの減量化を図るため) - 転売・譲渡はできません。
- 調査等に御協力をお願いします。
ぱっくんを初めて利用する方は、正しい使い方について御説明しますので、エコ・ハウスでお申込していただくようお願いします。
ぱっくんの使い方
- 使い方は簡単!水気を切った生ごみを入れてかきまぜるだけ!
用意するもの
- 容器となる段ボール箱 1箱 (みかん箱程度の大きさ)
ふたを立てて、テープで四隅を止め、箱を深くします。
次に、段ボール箱の底にもう1枚段ボールを敷き補強します。 - ぱっくん(生ごみ堆肥化基材)
ピートモスともみ殻くん炭を6対4の割合で混合したもの。
20リットルの基材の場合、ピートモス12リットル、もみ殻くん炭8リットル。 - ふた
別の段ボールで作ったふた、または通気性のある布をかけて、虫が入らないようにします。 - 容器の下の台になるもの
木片や小箱を置き、通気がよくなるようにします。 - シャベル
かき混ぜるために使います。
生ごみの入れかた
- 生ごみは、水切りをしっかりして、新鮮なうちに入れます。
(溜めておいて腐敗したものは避けましょう) - 小さく切って入れたほうが、分解が早まります。
- 基材が20リットルの場合、生ごみの量は1日平均500グラムくらいが目安です。
お手入れ
- 毎日、あるいは生ごみを入れるたびに全体をよくかき混ぜ、空気を入れます。
- あまり温度にこだわらなくても良いですが、基材の温度は40度くらいが適温です。
冬場は温度が上がりにくいですが、徐々に分解するので、心配いりません。 - 使用済みのてんぷら油等の処理にも使えます。
- 乾燥している場合は、水を少し足しましょう。
- 箱は、通気性の良いところに置きます。
壁や床から5センチくらい離しましょう。
箱を覆う場合は、ビニールなどではなく、通気性のよい布を使用してください。
入れないほうがいいもの
- 塩分を多量に含むもの(塩鮭、塩辛、ぬか漬け床、たくあんなど)
- とうもろこしの芯
- 梅干や果物の大きい種
- すいかやメロンの皮(小さく切ればよい)
- 貝殻や骨
- 防腐剤のついた果物の皮(お湯で洗い流せばよい)
できあがり
- ぱっくんの使用期間の目安は、入れる生ごみの量にもよりますが、家族が4人の場合3か月、2人の場合6か月です。
- 基材がべとついてきたら又は、アンモニア臭がしてきたら、終了です。
- 終了した基材は、黒土と混ぜて2~3か月くらい寝かせてから、堆肥として利用しましょう。
- 基材を交換するときは、今まで使っていた基材を半分くらい残しておくと、堆肥化が進みやすくなります。
こんなときどうするの?
ニオイがでてしまった
一度に大量の生ごみや魚のあらを入れると、湿った土のニオイやカビ臭がします。
そのような時は、乾いたピートモスを入れて十分にかき混ぜましょう。
それでもだめな場合は、もう一度最初から始めましょう。
カビや虫が発生してしまった
- 表面に白カビが生えることがありますが、無害ですので、かき混ぜれば問題ありません。生ごみは新しいうちに入れましょう。
- 果物の皮などをそのまま放置しておくと、ハエが卵を産んでしまうこともあります。
- 小バエなどが発生したら、使用済みてんぷら油などを入れて、温度を高くすると、虫は死んでしまいます。
- 何日もかき混ぜないでいると、カビや虫が発生しやすくなります。十分にかき混ぜましょう。
関連情報
お問い合わせ
エコ・ハウス
〒386-0025 長野県上田市天神三丁目11番31号
電話番号:0268-23-5144
ファクス:0268-26-5144
開館時間:午前9時から午後5時まで
(運営ボランティアの常勤時間は、午前10時から午後4時まで)
休館日:土日、祝祭日、年末年始
入館料:無料