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デング熱
デング熱とは、発熱、頭痛、筋肉痛、発疹等の症状が出る、デングウイルスによっておこる急性熱性感染症です。
デング熱の国内感染が広がっていますが、有効なワクチンはありません。蚊に刺されないように注意し、感染を予防しましょう。
感染経路
デング熱とは、デングウイルスによっておこる急性熱性感染症で、このウイルスを保有する蚊に刺されることによって感染します。ヒトからヒトへは直接感染しません。
主な媒介蚊は、ネッタイシマカ(日本には常在していません)、ヒトスジシマカ(青森県以南)です。
ヒトがデングウイルスに感染しても、デング熱を発症する頻度は30~50%です。感染しても、発症しない場合も多く見られます。
症状
3~7日の潜伏期間の後、発熱、頭痛、筋肉痛、発疹などがあり、1週間程度で回復します。また、ごくまれに出血症状を発症し重篤化する場合があります。
予防法
次の事に注意し、蚊に刺されないように注意しましょう。特に、海外の流行地に出かける際は注意しましょう。
- 長袖、長ズボンの着用するなど肌の露出を少なくする
- 蚊の忌避剤(虫よけスプレー)などを利用する
- 不要な水たまりをなくすなど、蚊の発生を防ぐ
関連リンク
- デング熱について(厚生労働省)<外部リンク>