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ノロウイルス食中毒にご注意ください
更新日:2020年12月21日更新
ノロウイルスに注意してください
令和2年12月10日付で、厚生労働省健康局結核感染症課及び医療・生活衛生局食品監視安全課から、連絡がありました。
ノロウイルスによる感染性胃腸炎が急増するシーズンとなりました。食中毒は夏だけではなく、ウイルスによる食中毒は冬期に流行します。
ノロウイルス食中毒予防のポイントに注意してノロウイルスによる食中毒を防ぎましょう。
感染予防の注意事項
感染性胃腸炎の病原体には、様々なウイルスや細菌があり、中でもノロウイルスは感染力が強く、少ない量でもヒトからヒトへ感染します。
また、抵抗力の弱い小児や高齢者が感染すると重症化し肺炎などを起こす場合もあります。
特効薬はありませんので、感染しないよう以下の点に注意してください。
特に注意してほしいこと
- ノロウイルスはカキなどの二枚貝に蓄積される場合があるので、食べる際には十分に(85℃で1分以上)加熱してください。
- 発症者のおう吐物や便には、原因となるウイルスが多量に含まれているため、処理する際には、必ずマスクや使い捨ての手袋などを使用し、自分が感染しないように注意するとともに、ふき取った後は、必ず消毒をしてください。
予防のポイント
- 石けんで手をよく洗いましょう(外出先から帰った後、トイレの後、調理の前や食事の前など)。
- 加熱調理する料理は、中心部まで十分に火を通しましょう。また、食品の盛付は、お箸などを使って盛り付けましょう。
- まな板、包丁、ふきんなどはよく洗い、熱湯や塩素系漂白剤で殺菌してから使用してください。