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健康づくり情報

更新日:2022年8月18日更新
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健康づくり情報

上田市では、第三次上田市健康づくり計画にて次の6分野を構成し、「生涯を通じた健康づくりの推進」を目指して取組みを進めています。

  • 健康管理
  • 栄養・食生活
  • 身体活動・運動
  • こころ
  • 歯・口腔
  • 親と子

この分野ごとに健康づくりの情報をお届けします。

目次

  1.  8月のテーマ 「特定健診について」
  2.  7月のテーマ 「歯周病予防について」
  3.  6月のテーマ 「がん検診を受けましょう~大腸がんの予防と検診について~」

8月のテーマ「特定健診について」

皆さんはご自分の血糖値をご存知ですか?「HbA1c」と書いて、「ヘモグロビンエーワンシー」と読む数値は、過去1~2か月の血糖の状態を反映する検査値になります。上田市特定健診の結果では、このHbA1cが基準値より高い人の割合が7割を超えており、県の平均よりも高くなっています。

そこで今回は血糖値についてお話をしていきたいと思います。

私たちは生きていくうえで食事をします。その食事にはご飯やパン、麺などの炭水化物が含まれます。この炭水化物である糖分は、体の中で消化吸収されて、ブドウ糖になり、血液中に入って体のエネルギーになります。その血液中のブドウ糖の量を血糖値として表します。

 健康な人は食事で血糖値が上昇すると、すい臓からインスリンと言うホルモンが分泌されて、血糖値が上がりすぎないようにコントロールしています。インスリンは個人の体質や遺伝、年齢、食生活、活動量により分泌の仕方が異なります。血糖値が高くなる原因として、インスリンの分泌量が少ない、インスリンの反応が悪いなどが考えられます。血糖値が高い人は、食事や間食の摂り方に注意し、血糖値が上がりすぎないように工夫をする必要があります。

あ

糖尿病は血糖値が高い状態が続くことにより、全身の血管に障害を及ぼしてしまう病気です。大きい血管では動脈硬化が進み、脳血管疾患や虚血性心疾患を引き起こします。細い血管では、血管が傷つき脆くなることで糖尿病の3大合併症である神経障害、網膜症、腎症になる可能性があります。

血糖値が高いまま長期間治療しなかった方や、健診を受けることなく自分の血糖値が高いことを知らなかった方は治療が遅れ、合併症のリスクが高くなります。糖尿病は治療により血糖値をコントロールすることで、合併症を予防することが可能な病気です。

あ

ご自身の血糖値を確認していただく機会として、40歳~74歳の方はご自身が加入している医療保険者に実施が義務付けられている特定健診があります。血管を守ることを目的とした健診で、脳梗塞や心筋梗塞、そして糖尿病などの生活習慣病の発症を防ぐ、予防の視点をもった健診です。自分の健診結果を把握し、早い段階で生活習慣を見直すことで、生活習慣病の発症を防ぐことができます。特定健診の結果から保健指導が必要と判定された方は、加入している医療保険者によって保健指導を受ける仕組みになっています。

また、上田市では30歳~39歳の方を対象にした若年健診、75歳以上の方を対象にした長寿健診も実施しています。健診の機会を逃さず、有効に活用し、ご自身の健康づくりに役立てましょう。また、ご家族やご友人、ご近所の方など身近な方にも健診を受けるようにお勧めし、地域全体で健康づくりを進めていきましょう。食事、運動等、生活習慣の見直しについてのご相談は随時受け付けておりますので、どうぞお気軽にご相談ください。

 

特定健診に関する問い合わせ先 : 上田市 健康推進課 電話 0268-28-7124

7月のテーマ「歯周病予防について」

歯周病とは・・・歯垢の中に存在している歯周病菌により歯肉に炎症が起こり、悪化すると歯を支える組織の骨までもとけてしまう病気で、生活習慣病の一つです。

そして日本人の成人の約7割が歯周病にかかっていると言われ、歯をなくす原因の第一位が歯周病です。ちなみに上田市の歯周病健診では若い年代ほど受診率が低いのが現状です。40歳以上ではむし歯より歯周病にかかっている人が増えていますが、自分では気づかないうちに進行していることが多いため、どの世代の方も症状が出た後ではなく定期的な歯科健診が大切となります。

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進行の流れとして以下のような段階があります。

1段階・・・歯肉の縁が炎症を起こして赤くなったり腫れたりする歯肉炎となるが痛みがなく気付きにくい

2段階・・・進行が続くと膿が出たり歯がグラグラしてくる歯周炎となり最後には歯を抜かなければならない。

歯

 

【歯周病の予防方法】

1.基本は歯磨き・・・ハブラシと併用して歯間ブラシやフロスなどの補助道具を使うと除去率90%!

2.定期健診を受ける・・・年齢を問わず一年に一度は定期健診を受けることで軽度の歯周病で防げる。

3.食生活を見直す・・・噛み応えのあるものをよく噛んで栄養バランスを考えた食生活を心掛ける。

4.生活習慣の改善・・・ストレスや疲労を溜めない、睡眠をしっかりとる、禁煙などの生活習慣を改善してお口の健康をはじめ全身の健康へとつなげていく。

 

お口の機能低下により基礎疾患のリスクが上がり、色んな感染症にかかった時には重症化してしまうため、お口の健康維持にぜひ歯周病予防を心掛けましょう。

6月のテーマ「がん検診を受けましょう~大腸がんの予防と検診について~」

 がんは日本人の死亡原因の第1位であり、一生のうちに2人に1人はなんらかのがんにかかり、男性の4人に1人、女性の6人に1人ががんで亡くなると言われています。上田市でも、平成30年の死亡原因の第1位はがんで、亡くなられた方は479人でした。そのうちがんの部位では大腸がんで亡くなられた方が一番多く82人で17.1%になります。今回は大腸がんの予防とがん検診についてお話します。

 大腸がんの原因として1割は遺伝によるもの、9割は食事の内容が関係すると言われています。

食事で脂肪を多くとると、消化液である胆汁の分泌が増えます。胆汁は大腸に流れていくとそこにいる腸内細菌によって“二次胆汁酸”という発がん性のある物質に変えられます。二次胆汁酸が多ければ多いほど、大腸の粘膜のがん化が進み、大腸がんを引き起こす可能性が高くなります。

 大腸がんを予防するためには、高脂肪の食品を食べ過ぎないこと。また、便秘があると二次胆汁酸が腸内に長い時間残ってしまうため、快便であることが大事です。便秘の解消としては、まず、朝食をしっかりとること。食事により胃や腸に刺激がいくと、反射が起きて便が出やすくなります。また、食事の内容では1日3食の食事で、毎回、野菜や海藻、きのこなど食物繊維の多い食品をとり入れましょう。食物繊維の多くは消化されないので、食べれば食べるほど便の量が増えて排便がしやすくなります。また、発がん物質である二次胆汁酸が薄められることで、大腸の粘膜のがん化が起きにくくなります。

 がんの発症は生活習慣だけでは予防しきれない場合がありますので、検診を受け、早期に発見することが大事です。自覚症状がないうちにがんを見つけ適切に治療できればがんが完治する確率が高くなります。

医者

 大腸がん検診については、上田市では「便潜血反応検査」を行っています。大腸を便が通過するときに大腸がんやポリープがある場合、その部分から若干の出血があります。検査ではわずかな出血がないかを検知します。2日分の便の一部を採取し、容器に入れて提出するだけの簡単な検査です。上田市では市民で40歳以上の方が対象になりますので、年に1回ぜひお受けください。

 大腸がん、胃がん、肺がんの検診は毎年1回、乳がん、子宮がんの検診は2年に1回の受診をお勧めします。職場の検診や人間ドックでも実施しているのでどちらかで受けましょう。検診の結果、「精密検査を受けてください。」となった場合は早めに精密検査を受けてください。なお、既に気になる症状がある方は検診の対象にはなりません。早めに医療機関を受診してください。