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かがやけ上田の未来っ子の策定
策定の背景
子どもたちが輝かしい未来に向かって、健やかに成長したくましく生きてほしいという思いは地域社会共通の願いです。
近年の都市化、核家族化、少子化、地域における地縁的なつながりの希薄化など、子どもたちの育つ環境は変化し、育てる親自身の負担感や悩みも増大しています。
子どもが育つ基本は家庭にありますが、多くの人とのコミュニケーションや自然とのふれあい、地域の伝統を体験することなど、家庭では得られない様々な要素が子どもに生きる力を与えていることを、改めて社会全体で考えていくことが今、求められています。
策定の経過
こうした背景を踏まえ、幼児期から義務教育期までの子どもの視点に立った一貫した教育の実現を目指して、幼保小中の連携を推進し、家庭や地域、教育関係者が共通の認識で子どもたちの成長を支えていくための指針づくりを進めてきました。子どもたちには、将来どのような人間に成長してほしいか、或いは大人としてどのような応援ができるのかなど、保護者や保育・教育関係者から寄せられた願いや提言を基に策定を行いました。
趣旨
「大好き上田、やる気いっぱい、笑顔いっぱい」をテーマに、『愛』『学び』『つながり』の3つの視点を基本として、自分のふるさと上田を愛し、興味や探究心をもって自ら学ぶ意欲を大切にし、家族や地域のつながりの中で、生きる力を身につけてほしいという願いを込めたものとしました。
子どもに目を向けた取組
共通の取組として、「まず、あいさつから始めよう」を合言葉に、人間関係を築くための基本である「あいさつ」が、家庭をはじめ学校や地域において実践され、社会全体で子どもたちの成長を応援していくまちづくりにつなげていきたいと考えております。
しかし、一方では、子どもたちへの声かけが不審者情報として扱われるなど、社会不安を抱えた状況もありますが、子どもたちからの声には耳を傾け、大人としてしっかり答えてあげ、常に子どもたちの存在を意識していただけるようお願いをいたします。
※詳細についてはこちらをご覧ください→「かがやけ上田の未来っ子[PDFファイル/161KB]」