本文
運賃低減バス運行計画
近年のモータリゼーションの進展などによるバスの利用者の減少とともに、行政から運行事業者への補助金が増大し続けています。都市機能として不可欠なバス路線を確保・維持・活性化させるにあたり、新たな視点と逆転の発想を持って、多様な利用や効果を生み出すため、平成25年10月1日から「運賃低減バス実証運行」を開始し、市内の路線バス利用者の増加を図ってまいりました。平成28年10月1日から、さらに3年間(令和元年9月30日まで)の実証運行継続を経て、現在も運行しております。これまで2期6年の実証運行の結果から、一定の効果が認められたため、令和元年10月1日以降も運行継続することが決定いたしました。
(1)対象となる路線
市内を運行する路線バス(17路線)
上田バス運行路線(8路線)
菅平高原線、真田線(渋沢線)、傍陽線、豊殿線、信州上田医療センター線、塩田線、西丸子線、信州の鎌倉シャトルバス
千曲バス運行路線(7路線)
祢津線、佐久上田線、鹿教湯線、武石線、県道川西線、室賀線、青木線
東信観光バス運行路線(2路線)
中仙道線、丸子線
(注)JRバス関東長久保線、上田松本直行バス(千曲バス)、高速バス(千曲バス)は除く
(2)運行期間
令和元年10月1日から3年間(今後も3年毎に検証してまいります。)
※平成25年10月1日から2期6年の実証運行を経て、現在も運行しています。
(3)低減運賃
市内を3つのエリア(運賃区界)に分け、同一エリア内での乗降は、1乗車当たり上限300円となります。
また、隣接エリア間での乗降は、1乗車当たり上限500円となります
運賃の概要
|
平成25年9月までの運賃 |
運賃低減後の運賃 |
---|---|---|
同一エリア内の乗降 |
100円~140円 |
100円 |
150円~190円 |
150円 |
|
200円~240円 |
200円 |
|
250円~290円 |
250円 |
|
300円~ |
300円 |
|
平成25年9月までの運賃 |
運賃低減後の運賃 |
---|---|---|
隣接エリア間での乗降 |
100円~140円 |
100円 |
150円~190円 |
150円 |
|
200円~240円 |
200円 |
|
250円~290円 |
250円 |
|
300円~690円 |
300円 |
|
700円~790円 |
350円 |
|
800円~890円 |
400円 |
|
900円~990円 |
450円 |
|
1,000円~ |
500円 |
- 一部区間は、上表とは異なる運賃体系となります。
- 小児などは半額。なお、端数が出る場合は10円単位に切り上げます(例:大人350円区間は小児180円)。
- 運賃低減バスの対象となるのは、市内での乗降のみです(市外での乗車、または降車となる場合は、現行運賃となります)。また、通勤・通学定期料金も低減されます。
運賃区界図
こちらも併せてご覧ください。路線バスQ&A