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ニワウルシ

更新日:2022年11月9日更新
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ニワウルシ(別名:シンジュ)とは?

 中国原産で、日本へは明治8年に渡来したとされる高さ20mに達する落葉高木です。名前にはウルシとありますがニガキ科の植物であり、触るとかぶれるウルシ科の仲間と違ってかぶれることはありません。
 早い成長と生育範囲の拡大、根等から他の植物の成長を阻害する化学物質(アレロパシー)の放出により在来植物を駆逐します。長野県内でも広く野生化しており、上田市内でも多くの場所で見られる外来植物です。特に初期の成長は極めて早く、一年で1~1.5mにもなります。土手の斜面や道路脇、耕作放棄地等どんな場所でも生育します。
 切り株からの萌芽・種子生産・種子散布のいずれの能力も高いため、一度侵入すると駆除が困難です。外来生物法の指定する特定外来種ではありませんが、対策が必要な総合対策外来種となっています。
 

駆除方法

  • 成長が早く繫殖能力も高いため、大木になる前にスコップ等を用いて根から抜き取ることが一番効果的です。
  • 刈り払いを行う場合は、切り株への除草剤塗布など継続的な駆除を行いましょう。(除草剤を塗布する場合は、周辺の水路や田畑等に飛散しないよう十分に配慮して行うようにしましょう。)   

     ニワウルシ           ニワウルシの葉
       上田市内で見られるニワウルシの幼木                                 ニワウルシの葉

関連リンク

長野県版外来種対策ハンドブック(ニワウルシ) [PDFファイル/1.28MB]

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