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「ナガミヒナゲシ」にご注意ください

更新日:2024年5月15日更新
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「ナガミヒナゲシ」って?

「ナガミヒナゲシ」は、ヨーロッパ地中海沿岸を原産とする一年草で、4月から5月頃にポピーに似た淡いオレンジ色の花を咲かせます。1個体に100個程度の果実をつけ、1つの果実には1600粒程度の種子が入っており、爆発的に広がる恐れが指摘されています。環境省が指定する「特定外来生物」や「生態系被害防止外来種」には該当しませんが、他の植物の成長を妨げる成分を含んだ物質を根や葉から生み出すため、生態系に影響を与える植物です。近年全国的に注目が広まってきており、上田市内においても全域で生育が目撃されています。また、茎や葉には、植物毒である「アルカロイド」が含まれており、皮膚が弱い人は、かぶれやただれを起こす危険がありますので、素手では触らないように注意をしてください。

上田市内に群生するナガミヒナゲシ

 

特徴

花色 紅色もしくは肉色と評されるオレンジ色
花弁 基本的に4枚
開花時期 4月から5月頃
細かく切れ込みが入る
硬い毛が生え、高さが15センチメートルから60センチメートル程度
果実 長さは約2.5センチメートルで、細長い形をしている
種子 1つの果実に約1,600粒入っており、未熟な種子でも発芽力がある

ナガミヒナゲシの花
花の様子

ナガミヒナゲシの葉及び茎

葉及び茎の様子

 

駆除方法について

  • 茎などを折ったり傷つけた場合に出てくる乳液に触れると、手がかぶれる恐れがあるため、ゴム手袋等を必ず着用してください。
  • できるだけ根から引き抜き、上田市の指定の家庭用可燃ごみ袋に入れて密閉し、枯死させてから、通常の可燃ごみとして処分してください。
  • 未成熟の種子であっても発芽性があるため、種子ができる前に抜くか、種子ができている場合は、拡散しないように十分に注意をしてください。

自宅の庭や、自己所有の敷地等にナガミヒナゲシが生育していた場合は、上記点に気を付けて駆除を行ってください。