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旧宣教師館
旧宣教師館は、明治37年(1904)カナダ・メソジスト派新参町教会の婦人宣教師の住宅として建てられました。
もとは、梅花幼稚園(上田市大手)に隣接しており、保母教育に専念する上田保姆(ほぼ)伝習所が設置され、大正8年(1919)に伝習所が東洋英和女学校(現在の東洋英和女学院)に移されるまで、保母教育の拠点となっていました。
昭和15年(1940)、戦況の悪化により宣教師たちが帰国することになり、この宣教師館を三吉敬蔵氏が購入して住宅兼病院としました。
平成5年に三吉氏から上田市が譲り受け、現在地に移築復元しました。
この建物には、イギリス系の開拓者によって成立した「アーリー・アメリカン様式」あるいは「アメリカン・コロニアル様式」という様式が用いられています。開拓期アメリカの木造建築の造りを見ることができる、明治期の本格的西洋館として貴重な建物といえます。
上田市文化財マップ旧宣教師館のページ<外部リンク>もご覧ください。
施設名 |
旧宣教師館 |
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所在地 |
長野県上田市下之郷812番地8 |
電話番号 |
0268-39-0548 |
開館日 |
3月21日から11月30日までの土・日・月曜日及び祝日
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開館時間 |
午前9時から午後4時まで |
アクセス |
北陸新幹線またはしなの鉄道「上田駅」乗り継ぎ |
入館料 |
一般100円/大学・高校生等80円/小・中学生50円 |