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海外事業者とのサブスク契約にご注意ください!
SNSに表示された広告を見て契約したところ、海外事業者とのサブスク契約になっていて、解約できない、解約方法がわからないなどといった相談が全国の消費生活センターに寄せられています。
相談事例
〔事例1〕SNSに表示された広告をみて、3日間で約200円の占いのトライアルを申し込んだ。後日、請求額を確認したところ、サブスク代金として約6,000円が引き落とされていた。サイトは海外サイトのようで解約の方法がわからない。
〔事例2〕SNS広告をみて契約したフィットネスアプリを解約したつもりだったが、サブスク代金として毎月約7,000円がクレジットカードから継続して引き落とされていることに気づいた。問い合わせをしたが、英語で返事があり内容がわからない。
〔事例3〕位置情報が検索できるサイトに登録し、約200円の使用料をクレジットカードで決済した。ところが、サブスク契約になっており、その後2か月にわたり、毎月約3,000円が引き落とされていることに気づいた。解約方法がわからない。
消費者へのアドバイス
SNSの広告からアクセスしたアプリやサイトは、登録する前に、利用規約等を確認しましょう
意図しないサブスク契約のトラブルは、SNS広告がきっかけの例が多く見られます。安易に登録せず、事前にトライアルの条件(何日間、何回まで無料で利用できるのか)や、サブスクに関する記載がないか確認してください。トライアルのつもりで利用しても、一定期間内に解約しなければ、サブスクに移行する契約になっている場合があります。解約の条件・方法を確認しておき、継続するつもりがなければ期間内に解約しましょう。
日本語表記のサイト等でも運営は海外事業者の場合があります
海外事業者の場合、問い合わせや解約手続きが英語となったり、また、解約の方法自体がわかりにくいことがあります。
クレジットカード等の請求をこまめに確認しましょう
サブスク契約は、一度契約すると、利用しているかいないかにかかわらず課金される契約です。クレジットカード会社等からの請求をこまめに確認しましょう。継続して契約する意思がない場合は、すぐにサイト事業者等に解約を申し出ましょう。
海外の事業者との間のトラブルの相談窓口
越境消費者センター(CCJ)<外部リンク>