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戸沢地域（とさわちいき）地域づくりの現場
更新日：2020年3月27日更新
戸沢地区(とさわちく)
国選択無形民俗文化財「戸沢のねじ行事」を伝承していくために
古くから戸沢地区では、2月8日の朝に「戸沢のねじ行事」が行われてきました。「着色されたねじを交換すること」が全国的にも珍しいことから、平成8年に国の選択無形民俗文化財に選ばれました。
しかし、近年「平日に行事を行うのは難しい」という意見や「少子化や人口減少で行事を続けていくことができなくなるのではないか」という懸念の声が上がりました。地区内で話し合ったところ「週末に行えば地区外にいる子や孫が里帰りをして参加することもできる」との意見が出されたことから、自治会は市教育委員会を通じて国・県に問い合わせたところ「民俗行事は時代に合わせて変化するものであり、行事を無理なく続けていくために、日にちを変えることは問題ない」との返答があり、昨年から2月の第2日曜日に変更しました。
戸沢地区では「ねじ行事」を伝承するために、地区全体で活動が行われており、大切な地域の行事が末永く継続していけるような取り組みがされています。
団体：戸沢自治会(とさわじちかい)
