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デジタル田園都市国家構想交付金(デジタル実装タイプ)に採択されました(令和6年度事業)
デジタルを活用した意欲ある地域による自主的な取組を支援し、「デジタル田園都市国家構想」を推進するため、国は「デジタル田園都市国家構想交付金(デジタル実装タイプ)」を創設しました。
上田市ではこの「デジタル田園都市国家構想交付金(デジタル実装タイプ)」に令和6年度実施予定の事業を申請し、採択となったことが令和6年3月29日に公表されました。
採択された事業も含め、引き続き、デジタル技術の積極的活用による市民生活の利便性向上や地域課題の解決を図るまちづくりに取り組んでまいります。
採択事業
事業1 デジタル化推進事業
事業費:26,735千円(うち、採択額(国費)13,367千円) ※補助率2分の1
事業概要:
平時の自治会内情報伝達手段構築および市からの同報系災害時等情報伝達システムとして利用可能な、自動音声情報再生機能を有する自治体アプリ構築と、コミュニティFMと連携した地域情報配信事業として、緊急時等の行政からのPUSH型音声配信機能、コミュニティFMを活用した毎日の定時放送の構築、アプリ内デジタル自治会グループ機能の構築を行います。
事業2 空き家管理システムの導入
事業費:9,807千円(うち、採択額(国費)4,903千円) ※補助率2分の1
事業概要:
「空き家管理システム」の導入により、現地写真や折衝記録等市内空家に係る情報を統合・共有します。
最新のデータベースを作成し、内容の一部を市内全域の自治会等と情報共有し、空き家問題を解消することで、市民の安心安全な暮らしに貢献します。その中で売買可能な物件については上田市HPで公表し、流通を促し、地域経済の循環と地域環境の向上を目指します。
デジタル田園都市国家構想交付金(デジタル実装タイプ)の概要
デジタルを活用した地域の課題解決や魅力向上の実現に向けて、地方自治体の取組に対し国の交付金により支援するものです。
・TYPE1(優良モデル導入支援型)
ほかの地域等で、すでに確立されている優良なモデル等を活用した取組
・TYPE2(データ連携基盤活用型)
オープンな連携基盤を活用する、モデルケースとなり得る取組
・TYPE3(デジタル社会変革型)
デジタル社会変革による地域の暮らしの維持に繋がり、かつ総合評価が優れている取組
・TYPES(デジタル行財政改革先行挑戦型)
「デジタル行財政改革」の基本的考え方に合致し、国や地方の統一的・標準的なデジタル基盤への横展開につながる見込みのある先行モデル的な取組