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上田市公文書館

更新日:2023年3月20日更新
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公文書館からのお知らせ
 押絵雛(おしえびな)を展示中 新型コロナウイルス感染症への対応を変更

公文書館外観

新型コロナウイルス感染症への対応について
(令和5年3月13日現在)

  1. 「三密回避」、「人と人との距離の確保」、「手洗い等の手指衛生」などの基本的な感染対策についてご留意ください。
  2. 通常来館時のマスクの着用は、個人の判断とします。
  3. 発熱、咳等の風邪症状のある方は、来館をお控えください。

※感染が大きく拡大している場合には、一時的に場面に応じた適切なマスクの着用を呼びかけることがあります。
※主催する講座や展示説明会では、マスク着用をお願いすることがあります。

明治期の押絵雛を展示しています

 押絵雛

 桃の節句に合わせて押絵雛を1階ホールで展示しています。これは、長窪古町(現・長和町)の街道沿いの旧家に保存されていたもので、今回、ご子孫の方から出品していただきました。明治41年(1908年)に親戚からいただいたと裏側に記されています。押絵雛は松本地方で製作されていましたが、立体的な雛人形に押され、大正期以降は作られなくなりました。この押絵雛は当時の生活文化を今に伝える貴重なもので、内裏雛のほか源義経、巴御前、桃太郎なども見られます。4月4日まで展示しています。

ページ内リンク

施設案内(開館時間ほか)企画展 企画展説明動画 公文書館講座 公文書館だより

公文書館はどんなところ?

  • 令和元年(2019)9月1日、上田市公文書館は上田市立丸子郷土博物館に併設して開館しました。
  • 公文書館は、歴史資料として重要な公文書などを良好な状態で保管し、市民共通の財産として後世に継承するとともに、閲覧・普及啓発事業(企画展・講座など)を通じて広く市民に公開し、市民の知る権利の保障・行政の説明責任の確保・住民自治の推進・学術文化の発展に寄与します。
  • 現在、公文書館では合併市町村が保管していた旧役場文書や報告書類など、主に明治以降の行政文書を中心に約15,000点(令和3年度末)を所蔵しています。市役所からは、毎年定期的に保存期間の終了した公文書が移管され、また、それ以外にも歴史的に貴重な地域資料の寄贈もあり、所蔵点数は年々増えています。

  • ​皆さまへお願い:旧役場の公文書や貴重な地域文書、古文書などが思わぬ所から見つかることがあります。地域の歴史を記録する貴重な資料なので、見かけた場合は公文書館へご一報をお願いします。
  • その他:館内、敷地内とも禁煙です。ご理解とご協力をお願いします。

利用方法

1. 閲覧したい資料を探すには

閲覧室 閲覧室の「目録検索システム」を使って所蔵資料の検索ができます。ご自宅のパソコンやスマートフォンからもインターネットに接続することでご利用いただけます。次のショートカットからどうぞ。

上田市公文書館目録検索システム<外部リンク>

※お探しの資料が見つからない場合は公文書館へご相談ください。

2. 閲覧申込みについて

書庫 公文書館の所蔵資料を閲覧するには、所定の申込書の提出が必要になります。一度に申込みできる点数は5点までです。

申込書のダウンロードはこちら⇩

申込書はメール・Faxでも提出できます。

mail:kobunshokan@city.ueda.nagano.jp
Fax:0268-75-6683

3. 審査について

  • 公文書館では、閲覧申込みのあった所蔵資料について、閲覧の可否を審査します。
  • 閲覧の可否は、既に審査済みの資料については申込み時に、それ以外は後日、審査終了後に連絡します。
  • 個人情報を含むもの、劣化の激しいもの等は、閲覧できない場合があります。

4. 閲覧について

  • 資料は閲覧室で閲覧していただきます。館外貸出しは原則として行いません。
  • 現在、閲覧室の定員は6人としています。
  • マスク着用と手指消毒をお願いしています。換気を適宜行います。
  • 閲覧室へ持ち込める物品は次のとおりです。カバンやバッグ類は持ち込めません。

  • 【持込み可能な物品】筆記用具(鉛筆またはシャープペンシル)、ノート、カメラ、ノート型パソコン、スマートフォン、携帯電話、財布等の貴重品。これ以外については受付でお尋ねください。

  • バッグ類など持ち込めない物品は、正面玄関風除室内のロッカー(鍵付き)で保管してください。なお、手さげ袋をロッカー内に用意してありますので、持ち込み物品用にご利用ください。
  • 撮影する際に、フラッシュ、三脚等の使用はできません。
  • 閲覧室内では静かにお過ごしください。
  • 公文書館内では飲食できませんが、1階及び2階ホールでの水分補給は可とします。ただし、展示物付近ではご遠慮ください。

所蔵資料の取り扱いについて

 閲覧に供する所蔵資料は「原本」です。資料保全のため、閲覧時には次のことをお守りください。特に【禁止行為】についてはご注意ください。

  • 【取り扱い】資料は机に置き、丁寧にご覧ください。

  • 【禁止行為】手に持ちながらの閲覧。ページの折り曲げ。無理に開く。綴じひも等を緩めたり外したりする。書き込む。指先を濡らしてページをめくる。上から直接筆写する。ページを抜き取る、切り取る、破る。

  • 【筆記用具】資料にインクや染料が付着することを防止するため、万年筆、ボールペン、蛍光ペン等は閲覧室へは持ち込めません。ノートへの筆記は、鉛筆またはシャープペンシルを使用してください。
  • 【資料の管理】返却するまでは、十分注意を払い管理してください。閲覧室を一時的に離れるときは、職員にお声がけください。

5. その他の申請様式 

 1. 掲載等承認申請書

2. 寄贈申出書

3. 寄託申出書

※申請書、申出書への押印は不要になりました。

企画展のお知らせ

第12回所蔵資料企画展
 丸子村の旅費規則から上水道完成記事まで-​明治、大正、昭和の公文書にみる上田地域の歴史-」

  1. 期間 令和5年2月4日(土曜日)から令和5年5月7日(日曜日)まで
  2. 場所 上田市公文書館1階ホール
  3. 観覧無料 ただし、丸子郷土博物館の展示の観覧は有料
  4. 展示内容 村長・助役の旅費規則(明治23年丸子村)、上田尋常小学校へ高等科併置(明治28年上田町)、小県蚕業学校の移転改築敷地関係(大正10年上田市)、陸軍飛行学校上田分教場関係文書(昭和12年上田市)、須川に上水道完成(昭和40年広報うえだ記事)など、原本資料9点、写真資料18点、合計27点の資料を展示・公開しています。
  5. 展示資料の紹介(抜粋)
 
企画展資料

資料の概要

丸子村旅費

(1)村長・助役の旅費規則文書(明治23年丸子村)

 

 明治23年3月開会の丸子村会の「議事録」には「名誉職村長・助役及有給助役併吏員旅費規則」が保存されていました。第1条には「旅費は公務により旅行する時に、その旅行中の一切の費用に充てるためにこれを支給する」と定めています。第2条から6条では、旅費を一等と二等に分け、順路の路程によって汽車賃、車馬賃、日当を支給するとしています。一等の村長、助役は、汽車一哩(約1,609メートル)毎に3銭(現在の300円程度)が支給されました。明治21年8月には直江津線の長野・上田間が開通し、上田駅が開業しています。

上田尋常小学校高等科

(2)上田尋常小学校へ高等科併置の文書(明治28年上田町)

 

 上田町会議案(明治28年)の簿冊には「上田尋常小学校へ高等科併置」の文書が保存されていました。この文書では「当上田町は明治二十八年度、即ち四月より更に高等科を新設し、上田尋常小学校へ併置せんとする。但しその学期を四ヶ年とする。」と記しています。高等科は義務教育4年の終了後、希望する者がさらに4年修業するという内容で、上田町では上田町会に本議案を提出しました。

 ​畑山発電所

(3)電柱建設に付、里道敷使用許可の件(明治44年丸子村)

 

 丸子村の「明治四十四年議案及議事録綴」には「電柱建設に付、里道敷使用許可の件」の文書があり、これは上田電灯株式会社に対する許可文書です。上田電灯株式会社は、明治33年に上田町の海野町に設立されました。明治35年には神川の水を利用した畑山発電所(写真)からの電気で、上田町の海野町・横町・原町などに初めて電灯がつきました。丸子村では、明治44年に上田電灯株式会社の事業を引き継いだ信濃電気株式会社によって電灯がともされ、夜の街は明るくなりました。

丸子尋常高等小学校

(4)丸子尋常高等小学校の校地拡張の件(大正8年丸子町)

 

 丸子町の大正7年・8年の「町会会議録綴」には、丸子尋常高等小学校(写真)の「校地拡張諮問答申の件」に関する文書が保存されていました。この文書は「小県郡長より丸子尋常高等小学校の校地拡張指定に関し、本町の意見を諮問されたので、諮問は適当と認めます」とした文書です。大正時代の丸子町は依田社などの多数の製糸工場が発展を続け、人口が増加して児童数も増え続けました。このため丸子尋常高等小学校の校舎が不足して、校舎の増改築が盛んに行われました。

小県蚕業学校

(5)小県蚕業学校の移転改築敷地の関係文書(大正10年)

 

 上田市の大正10年の「市予算其他決議書」には、小県蚕業学校(写真)の移転改築に使用する敷地に関係した文書がみられます。「小県蚕業学校移転改築敷地として県へ寄付すべき土地として、市が大字常入字年々田の土地約二千五百坪(8250平方メートル)を所有者十八人から買収する」としています。さらに「上田市市有の大字常入の土地、一反八畝七歩(約1805平方メートル)を寄付する」とし、合わせて約1万平方メートルの土地を学校敷地として県に寄付するとしています。

公報皇太子ご誕生

(6)上田市公報の皇太子殿下御降誕の記事(昭和9年)

 

 昭和8年12月23日に皇太子殿下(後の上皇陛下)ご誕生の記事が、上田市公報にみられます。ご誕生に際し、当日の早朝にサイレンが全国各地で鳴らされました。また、奉祝歌「皇太子さまお生まれになった」が制作され、広く歌われました。上田市でも当日の午後7時から「皇太子殿下御降誕」を祝う提灯(ちょうちん)行列が行われ、市内5地区で数百メートルに及ぶ提灯行列が盛大に行われました。

公報陸軍飛行学校

(7)上田市公報の陸軍飛行学校の披露の記事(昭和12年)

 

 昭和12年6月の上田市公報には「所沢陸軍飛行学校上田分教場披露」の記事があります。内容は「今春拡張工事を完了した当市陸軍飛行場には六月一日から所沢陸軍飛行学校上田分教場を開設、以前に増して猛訓練が行われることになったが、六月七日格納庫内でこの披露が行われた」との内容で、大勢の人々が参列したと報じています。後に上田飛行場は拡張され、本州中部航空路の重要飛行場となりました。

公報道路舗装

(8)上田市公報の道路舗装に関する記事(昭和34年)

 

 昭和34年10月の上田市公報には「道路舗装に新威力」の記事がみられます。記事では「こんど建設課に写真のような道路を舗装するに必要な機械が購入されました」として、アスファルトと砕石と砂を混ぜる機械のアスファルトプラント、地面をローラーで踏み固めるローラーカー、土砂を運搬するダンプトラックを写真入りで紹介しています。当時は砂利道を舗装道路にする工事が盛んに行われていました。

広報須川地区上水道完成

(9)広報うえだの須川の上水道完成記事(昭和40年)

 

 昭和40年7月の広報うえだには「思いっきり使えるぞ、水はこびも語りぐさに、須川に上水道完成」の記事が掲載されています。須川地区にはそれまで水道がなく、井戸も個人・共同合わせて11か所しかなく、水運びが大変な仕事でしたが「水道の蛇口からほとばしり出る水に皆の顔はにこにこでした」と記事は報じています。

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企画展説明会のお知らせ

 企画展の説明会を行います。お申込みは、電話、ファックス、メールでもお受けします。

  • 期日:3月25日(土曜日)
  • 時間:午前10時・11時、午後1時・2時の4回実施
  • 定員:各回5人
  • 参加無料
    ただし、丸子郷土博物館の展示を観覧する場合は有料(一般100円)です。

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企画展の説明動画

 第7回以降の企画展の説明動画を公開しています。

企画展テーマ・展示文書内容

第7回
  • テーマ:幕末の古文書や明治・大正・昭和の古文書から見る上田地域の歴史-明治維新から東京オリンピックへ-
  • 展示文書:戊辰戦争時の高札(こうさつ)の内容(慶応4年荻窪村中村家文書)、丸子軽便鉄道敷設へ寄附(大正6年丸子町会会議録)、上田市役所の聖火台へ東京オリンピック聖火の点火(昭和39年広報うえだ)ほか資料9点、写真パネル9点
  • 動画リンク【https://www.youtube.com/watch?v=Ets9vx75bhM<外部リンク>

第8回

  • テーマ:明治・大正・昭和の公文書にみる上田地域の歴史-上田町条例制定から信越線の電化まで-
  • 展示文書:上田町税免除条例・町税徴収条例(明治22年上田町)、上田蚕糸専門学校設置(明治41年上田町)、丸子町誕生(大正元年丸子町)、米騒動の郡役所通知(大正7年上田町)、城下村合併(大正10年上田市)、「信越線の電化完成」記事(昭和38年広報うえだ)ほか資料9点、写真パネル9点
  • 動画リンク【https://www.youtube.com/watch?v=I2ug7U19WOg<外部リンク>
第9回
  • テーマ:明治・大正・昭和の公文書にみる上田地域の歴史-明治6年の「改訂鎮台条例」から上田市民会館の建設まで-
  • 展示文書:改訂鎮台条例(明治6年神畑村)、地租制限外課税許可(明治32年川辺村)、広報うえだ「上田市民会館の建設工事」記事(昭和38年上田市)ほか資料9点、写真パネル9点
  • 動画リンク【https://www.youtube.com/watch?v=30m167uiM04<外部リンク>

第10回

  • テーマ:明治・大正・昭和の公文書にみる上田地域の歴史-上田町役場開設から産業道路建設まで-
  • 展示文書:新役場開設文書(明治22年上田町)、下村亀三郎村長就任(明治44年丸子村)、上田産業道路建設工事記事(昭和36年広報うえだ)ほか資料9点、写真パネル9点
  • 動画リンク【https://www.youtube.com/watch?v=TUty-WGFNzI<外部リンク>

第11回

  • テーマ:明治・大正・昭和の公文書にみる上田地域の歴史-上田町の区長条例から上田公園の行事まで-
  • 展示文書:上田町区長条例の許可を請う上申書(明治22年上田町議会議決書)、音楽教員養成文書(明治25年東内村諸達雑件)、上田公園の行事記録(昭和40年広報うえだ)ほか資料9点、写真資料18点
  • 動画リンク【https://www.youtube.com/watch?v=5_ICxsK54IA<外部リンク>

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公文書館講座のお知らせ

 講座「青少年義勇軍が見た満州-小県・上田地方を中心として-」は終了しました。​

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公文書館だより

令和元年度

令和2年度

令和3年度

令和4年度

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年間報告

入館者数

各種申込・申請状況

施設案内

開館時間

午前9時から午後5時まで(最終入館は閉館30分前までにお願いします。)

※館内、敷地内とも禁煙です。

休館日

月曜日
国民の祝日の翌日(国民の祝日の翌日が月曜日に当たるときはその翌日)
年末年始(12月29日から翌年1月3日)

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住所

〒386-0413 長野県上田市東内2564-1

連絡先

電話:0268-75-6682 ファックス:0268-75-6683
メール:kobunshokan@city.ueda.nagano.jp

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交通アクセス

バス:千曲バス鹿教湯線「丸子郷土博物館前」バス停下車
自動車:上田駅から約15キロ(所要時間約30分)

パンフレット

関連リンク

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