本文
令和4年度 西内小学校の「登り窯」火入れ
1月27日(金曜日)
斜面を利用して設置された西内小学校の「登り窯」に火入れが行われました。
1200度にも達する火の中で、西内小学校児童や、西内保育園園児などの陶芸作品が焼き上げられます。
窯の温度を上げるために、西内小学校児童たちは次々と窯の中にアカマツの薪を運び入れていました。
アカマツを薪として用いることで、自然の釉薬となり、温かみのある赤茶色に仕上がるそうです。
「登り窯」の二本の煙突からはもくもくと煙が上がっていました。
この煙について、児童たちは「夜になると赤くなって角のように見える」「鬼火とも言われるんです」と、授業で学んだことを話してくれました。
西内小学校の陶芸活動は、陶芸家の宮上誠治先生の指導のもと行われています。宮上先生は「西内焼物クラブ」でも指導を行っており、クラブの作品も一緒に登り窯で焼いています。
児童たちが窯の火を見守る一方で、「西内焼物クラブ」の皆さんも薪割りに専念していました。
薪に使用するアカマツは、立ち枯れた木などを地域の協力によって集めたものです。
窯出し
令和5年2月6日(月曜日)に行われた「窯出し」の様子は令和4年度 西内小学校の「登り窯」窯出しをご覧ください。