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多様性を尊重した共生社会を実現しよう 「うえだ手話言語・情報コミュニケーション条例」を制定しています

更新日:2023年9月12日更新
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 上田市では、手話言語の普及と障がい特性に応じた多様なコミュニケーション手段が日常生活で当たり前のように利用される環境整備の推進を目的として、2020年(令和2年)7月1日に「うえだ手話言語・情報コミュニケーション条例」(正式名称:上田市手話言語の普及及び視聴覚障害者等の意思疎通手段等の利用促進に関する条例)を制定しました。

上田市手話言語の普及及び視聴覚障害者等の意思疎通手段等の利用促進に関する条例 [PDFファイル/145KB]

【参考リンク】パブリックコメント実施結果について

【参考リンク】障害の「害」の字の表記について

「うえだ手話言語・情報コミュニケーション条例」

条例制定の目的・背景

1.手話言語を普及していく

2.障がい特性に応じた多様なコミュニケーション手段が日常生活で当たり前のように利用される環境を整備する

 この2点を推進することで、障がいのある人もない人も分け隔てられることなく、相互に人格と個性を尊重し合いながら共生する社会を実現することを目的として、この条例は作られました。

条例の基本理念

1.自発的意思を尊重します。

2.手話は、独自の体系を有する言語であって、文化的所産として大切にします。

3.コミュニケーション手段を選択する機会を確保・拡大します。

4.支え手と受け手といった関係を超えて主体的に「我が事」として、分野を超えて複合的に「丸ごと」取り組みます。

手話言語とは?

 「手話言語」とは、音声ではなく、手、指及び体の動き並びに顔の表情を組み合わせて表現される独自の語彙(ごい)と文法体系を持つ視覚的な言語です。

情報コミュニケーションとは?

 条例の中では「意思疎通手段等」と表現していますが、意思を表示したり、他人との意思疎通を図ったり、情報を取得したり、情報を利用したりするための手段を指します。

市の責務は?

○手話言語の普及や情報コミュニケーション施策を推進すること

○合理的配慮を提供すること

○情報アクセシビリティの向上に努めること

市民に求められることは?

○基本理念に対する理解を深めること

○市の施策に協力すること

○外見から判別できない障がいもあることを認識した上で、情報コミュニケーションが円滑になるよう配慮すること

【こんな配慮や工夫があります】
  • 駅やバス停、ショッピングセンターや電車内などで、必要な情報が届いていないと思われる人に気づいたら、声をかけたり、必要であれば状況を説明する。
  • 大勢の人が集まる集会や行事などは、情報が届きづらい人がいる事も考慮して対応する。
  • 手話通訳や要約筆記が行いやすいように、ゆっくりとわかりやすく話をする。
  • あいさつ文は事前に原稿を配ったり、プロジェクターで投影する。
  • 点字ブロック上に自転車などの物を置いたり、点字ブロック上で立ち話をしない。
  • 白杖を持った人(盲人)が音の出ない信号機の横断歩道で待っていたら、渡ってよいタイミングを教える。
  • 災害時に、避難情報が届かない可能性のある障がいのある人に情報を伝える。

 

9月23日は「手話言語の国際デー」です

 手話言語の国際デーは、2017年12月19日に国連総会で決議されました。決議文では、手話言語が音声言語と対等であることを認め、ろう者の人権が完全に保障されるよう国連加盟国社会全体で手話言語ついての意識高める手段を講じることを促進するとされています。

 また、9月23日は 1951 年に世界ろう連盟(World Federation of the Deaf:WFD)が設立された日です。毎年、テーマが決められており、2023 年のテーマは「世界中のろう者が、どこでも手話言語でコミュニケーションできる社会へ!(英語原文:A World Where DeafPeople Everywhere Can Sign Anywhere!)」です。

 2022 年より、WFDから働きかけで、世界各地で、WFDのロゴの色である「世界平和」を表す青色のライトアップが行われています。個人や企業等の皆さんにも賛同いただき、建物をライトアップしていただけると活動が広がります。

【全日本ろうあ連盟ホームページ】https://www.jfd.or.jp/intdoc/idsl_iwdp/idsl_iwdp2023<外部リンク>

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