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令和2年度特色ある学校支援活動(地域学校協働活動)
特色ある学校支援活動(各校の概要)
・北小学校:北小応援団との活動
北小学校は北小応援団(学校支援ボランティア・地域ボランティアの総称)を対象に「庭木剪定講座~中庭わくわく大作戦~」を開催しました。
参加者は、中庭で講座を受講しながら剪定作業を行い、子どもたちが遊んだり活動したりしやすい場にしました。(全3回;令和2年7月22日、11月5日、12月7日)
・武石小学校:武石地域の方々を講師とした「昔遊びの会」
武石小学校は1、2年生の児童45名を対象に、地域の方々20名を講師とした「昔遊びの会」を開催しました。(令和2年11月27日)
・第四中学校:放課後「四中アカデミー」の開校
第四中学校は、生徒が主体的な学習を取り組む場、自学の場として毎週水曜日の午後に「四中アカデミー」を開校しました。(令和2年10月~令和3年2月)
合わせて講師を地域から募集して当アカデミーの学習支援の体制をつくりました。
・丸子中学校:18事業者にオンライン等を活用した職業インタビューを実施
丸子中学校は、長野県上田地域振興局のキャリア教育実施支援事業のモデル校として18事業者の協力のもと、生徒による職業インタビューを実施しました。(令和2年11月27日)
各校の活動詳細
北小学校:北小応援団との活動(詳細)
地元で造園業を営む専門家を講師として招き、北小応援団を対象に7月、11月、12月の3回にわたり「庭木剪定講座」を実施しました。
毎回20数名の参加者が集まり、剪定の仕方を学びながら中庭の鬱蒼と茂った樹木の枝葉を取り払う作業を行いました。子どもたちも応援団と一緒に中庭で作業をすることもありました。
このことが、中庭を活動しやすい場にするための足掛かりとなり、子どもたちが中庭に目を向ける契機となりました。
例えば、総合的な学習の時間では、5年生が「わくわく!池復活大作戦」と称して子どもたちが中庭の池の様子を調べ、池にたまった土や落ち葉、石などを除去し、モルタル補修をしました。
また、4年生は、中庭を明るくしようと、下草を刈ったり、木に説明看板を付けたりしました。
武石小学校:武石地域の方々を講師として「昔遊びの会」を実施(詳細)
11月の下旬でやや肌寒い時分でしたが、子どもたちは7種目(1:ゴム飛び・なわとび、2:竹馬・ぽっくり、3:たこあげ、4:折り紙(切り紙)、5:カルタ・トランプ・花札・百人一首、6:お手玉、7:石けり・けんけん遊び・陣地取り)にわかれて、ボランティアの方々と一緒に、元気いっぱいに昔遊びを楽しみました。
ボランティアの方々も子どもから元気をいただいたと嬉しそうな姿が印象的でした。
第四中学校:放課後「四中アカデミー」の開校(詳細)
ノー部活デーの水曜日の放課後、15時30分~16時30分の1時間、全学年で希望する生徒を対象に、放課後「四中アカデミー」が開校されました。
目的は、(1)主体的に学習を取り組むための場(自学の場)の提供、(2)わかるようになりたいという生徒の主体的な学習をサポート(相談学)、(3)学び直しや学びを高めたいための自学をサポート(本気学)。
自分自身が学習とどう向き合うかを判断して行動・学習する場になれば、この四中アカデミーは生徒の主体性の向上や学ぶ意欲のために大いに役立つと学校側でも期待を寄せています。
講師として地元の大学生や地域の住民のボランティアが献身的に参加しました。学校としては、地域に育つ生徒を地域全体で見守っていく土台の一つとして、位置付けていきたいと考えています。
自学に積極的に取り組む生徒
外部講師との事前打ち合わせ
丸子中学校:18事業者にオンライン等を活用した職業インタビューを実施(詳細)
2年生3クラス(88名)の生徒が、県内外の企業への職業インタビューを行いました。
インタビュー先18事業者のうち9事業者には、初の試みとして、コロナ禍に対応したオンライン形式でのインタビューを実施。
この取組は県上田地域振興局による、キャリア教育の充実による地域への就業促進を目的とした事業の一環として、地元の事業者である一般社団法人グローカル・リソース・センター(GRC)に業務委託し、企画・実施したものです。
生徒は職業について事前学習をしたうえで希望職種を申告し、それをふまえ、GRCが各業者に協力を呼び掛けました。
近隣の業者訪問では製造業、自動車関連、パン・洋菓子店、農業事業者に、オンラインでは長野大学、上田市役所等の地域の機関に加え、都会ならではのサービス業に従事する首都圏の事業者にも協力いただきました。
内科クリニックでのインタビュー
社会保険労務士事務所でのインタビュー
オンライン形式でのインタビュー