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引き続き返金詐欺に注意!「〇〇ペイで返金します」と言われたら詐欺を疑ってください!

更新日:2024年8月6日更新
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 〇〇ペイ等のコード決済サービスを悪用して金銭を騙し取る手口に関する相談が全国の消費生活センターに寄せられています。

 相談事例を見ると、ネットショッピングで商品を購入した消費者が、販売業者から「欠品のため、コード決済アプリを使って返品する」等と言われ、返金手続きを誘導されているうちに、「返金」してもらうはずがいつの間にか「送金」してしまったというトラブルが目立ちます。

 

相談事例

〔事例1〕洋服代金の返金を受けるために相手の指示に従ったところ約10万円を送金していた。

〔事例2〕相手から○○ペイで返金するための限度額の引き上げを指示された後、送られてきたURLをタップしたところ自分が約20万円の支払いをしていた。

〔事例3〕相手から「返金できなかった」と言われ、指示どおりコード決済アプリを操作したところ、2日間で合計約100万円分を他人の電子マネーにチャージしていた。

 

事例からみる問題点

返金してほしいという消費者の心理につけ込んで、さらにお金を騙し取っている

 消費者が利用した通販サイトは、消費者と返金のやり取りをするきっかけを作るための偽サイトと思われます。

 消費者は、返金のために必要だとの認識でいるため、相手からの電話の指示に従ってしまいます。

コード決済アプリの利用方法について、消費者と相手方で知識の差がある

 コード決済アプリは、買い物での支払いのほか、アプリによってはアカウント同士で残高を「送る」「受け取る」ことができます。

 相手方は、消費者以上にコード決済アプリの利用方法等を熟知した状態で指示を出してくるため、消費者は自分がお金を支払うことになるという認識がないまま操作をしてしまいます。

消費者自身が操作しているため、コード決済事業者の補償を受けることは現状では難しい

 返金詐欺では、相手方に指示されるままに操作をして相手に送金しています。現状では、コード決済事業者の規約上、こうしたケースでは補償が受けられない場合が多くなっています。

 

消費者へのアドバイス

「○○ペイで返金します」と言われたら詐欺を疑ってください

 「○○ペイで返金します」と連絡が来た場合は、相手の指示に従わず、消費生活センターに相談しましょう。

 被害に遭ってしまった場合は、すぐにコード決済サービス事業者に申し出るともに、警察に相談してください。

  消費生活センター

  警察相談専用電話:「#9110」番

 

通販サイトを利用する際は、販売業者の所在地や連絡先、販売責任者名など販売業者の情報をしっかり確認しましょう

以下のようなサイトは、詐欺サイトである恐れがありますので、事前にチェックしましょう

 ・サイト内の日本語が正しく表記されていない。

 ・市場で希少なものがこのサイトでは入手可能になっている。

 ・ブランド、メーカー品で価格が通常より安い。

 ・支払方法が銀行振込みや電子マネーに限定されている。振込先の銀行口座の名義が個人名である。

 ・キャンセル、返品、返金のルールがどこにも記載されていない。

 ・サイト上に事業者の名称、住所、電話番号が明確に表記されていない。

 

関連情報

 引き続き返金詐欺に注意!「〇〇ペイで返金します」と言われたら詐欺を疑って!<外部リンク>(国民生活センターウェブページ)

 国民生活センターと日本通信販売協会の名称を悪用する〇〇ペイ返金詐欺業者にご注意ください!<外部リンク>(国民生活センターウェブページ)