本文
国勢調査をかたる不審な電話や訪問にご注意ください!
国勢調査は、日本に住むすべての人と世帯を対象に、国内の人および世帯の実態を把握することを目的として、5年に一度行われる統計調査です。この国勢調査をかたる不審な電話や訪問に関する相談が全国の消費生活センターに寄せられています。
相談事例では、不審な電話や訪問など、国勢調査をよそおって個人情報等をだまし取ろうとする「かたり調査」の手口が寄せられています。
国勢調査では、金銭を要求することはありません。また、年収、預貯金額、銀行口座の暗証番号、クレジットカード番号等の資産状況などを聞くことは絶対にありませんので、注意しましょう。
相談事例
〔事例1〕「国勢調査に協力しないとブラックリストに載る」という不審な電話があった。
〔事例2〕「国勢調査だ。答えなければ2時間後に電話は使えなくなる」との電話があり、自動音声で番号選択するようアナウンスがあった。
〔事例3〕国勢調査の調査員を名乗る者が訪問し、家族構成や年収を聞いてきた。
〔事例4〕自治体の担当を名乗る者から「国勢調査に漏れがあった」と非通知で電話があった。
消費者へのアドバイス
● 2025年国勢調査では、9月下旬頃から調査員証を携帯した調査員が調査資料を配布します。その際、世帯主の氏名や調査票の必要枚数を確認しますが、年収、預貯金額、銀行口座の暗証番号、クレジットカード番号等の資産状況などを確認することはありませんので、聞かれても答えてはいけません。
● 詐欺やその他の犯罪に結びつく可能性もありますので、不審だと思ったら、すぐに話をやめる、電話を切るなどしましょう。
● 不審な訪問や電話があったときは、市の国勢調査担当や消費生活センター、警察に相談しましょう。
「かたり調査」にご注意ください!(政策企画課 統計企画担当)
警察相談専用電話「#9110」番 ※ 発信地を管轄する警察本部等の総合窓口につながります。