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インターネット利用中に表示される偽の警告画面にだまされないで!

更新日:2021年12月28日更新
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突然表示される偽セキュリティ警告画面にご注意!

 インターネットを使用中に突然「ウイルスに感染している」等の警告画面が表示され、不安になり慌ててセキュリティソフトやサポートを契約してしまったところ、実際には偽の警告画面であり、多額の金銭を請求されたという相談が、上田市消費生活センターほか全国の消費生活センター等に寄せられています。

 消費者庁が公表している典型的な手口の概要は次のとおりです。

1 消費者がパソコンでウェブサイトを閲覧していると、突然、「あなたのコンピュータでウイルスが見つかりました。」「当社に今すぐ電話してください。」などの偽警告文が記載された画面が表示されます。また、この偽警告のウィンドウとともに、大音量の警告音が鳴るケースもあります。

2 消費者は一刻も早くこの状況を解消したいと思い、ウィンドウ内に記載されている電話番号に電話をかけると、電話に出た相手は、「あなたのパソコンがウィルスに感染しています。」「パソコンを守るために遠隔操作を始めるので、私の指示に従ってください。」などと告げ、危険な状態であるかのような説明をしながら、警告音を消す操作をしたり、偽警告表示を消す操作をすることもあります。

3 電話の相手は、消費者に対して、「パソコンの修復とセキュリティ保護のサポート契約が必要です。3年、5年、10年、一生のコースがあります。」「5年だと代金は6万9千円です。」などと契約締結を迫り、クレジットカード決済や、コンビニエンスストアで売っている前払式電子マネーなどを購入するよう急かします。

4 消費者が、購入してきた前払式電子マネーの裏面に記載されているコード番号を電話の相手方に伝えると、コード番号を間違えたとか、入力エラーがあったなどと言って追加で電子マネーを購入させます。しかしながら、その後、「サポート契約」に基づくパソコンの「修復」や「セキュリティ契約」に関する具体的な作業がなされることはなく、電話の相手方から報告等がなされることもありません。

消費者へのアドバイス

1 パソコンにセキュリティソフトが入っているか、期限切れになっていないか確認しておきましょう。

2 警告とともに電話をかけるように求める表示を見ても、絶対に連絡しないこと。偽警告画面が閉じない場合は、情報処理推進機構(☎03-5978-7509 12月28日・12時から1月4日・13時30分までは休み)へご相談いただくか、同機構ホームページhttps://www.ipa.go.jp/<外部リンク>を参考にしてください。

3 偽の警告画面に限らず、前払式電子マネーを購入させて、そのコード番号を連絡させることは、典型的な詐欺の手口です。このような支払い方法には応じないでください。

4 不安に思う場合は、上田市消費生活センター(上田市役所本庁舎2階)☎0268-75-2535か、消費者ホットライン☎(局番なし)188へご相談ください。(土・日曜日、祝日及び12月29日~1月3日は休み)