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インターネットで依頼したロードサービスのトラブルにご注意を!

更新日:2023年9月25日更新
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 自動車やバイクの事故や故障等が発生した際には、ディーラーや修理業者、ロードサービス業者といった専門の業者に依頼することが一般的ですが、全国の消費生活センターには、「インターネットで検索したロードサービス業者に依頼したところ、事前に説明のなかった高額な費用を請求された」等の相談が多く寄せられています。

 相談事例を見ると、修理等を急ぐあまり、慌ててインターネットを検索し、費用等をよく確認しないまま、ロードサービス業者に依頼し、トラブルとなるケースが見受けられます。

 契約当事者の年代をみると、自動車等のトラブルに慣れていない20歳代や学生が多い傾向にあります。

 

相談事例

〔事例1〕事前説明のない「緊急対応費」や「祝日対応費」を請求された。

〔事例2〕料金について十分な説明がないまま作業され、高額な料金を請求された。

〔事例3〕事前説明のないキャンセル料を請求された。

〔事例4〕費用を損害保険会社に請求できると言われて契約したが、認められなかった。

 

消費者へのアドバイス

まずは契約している損害保険会社や保険代理店に問い合わせましょう

 自動車保険にはロードサービスが付帯しているケースが多いので、まずは契約している損害保険会社等へ連絡し、対応を相談しましょう。

 また、急なトラブルに備え、日頃から保険の契約内容や連絡先を確認しておきましょう

 

サイト等の表示や電話で説明された料金を鵜呑みにしない

 故障等の状況や内容はさまざまなので、「基本料金●●円」等と表示されている場合や、電話で「●●円」と説明された場合でも、どのような作業になるのか、状況によってどの程度の料金がかかるかなど、事前に必ず確認するようにしましょう。

 現場に来てもらうときは、キャンセル時にキャンセル料が発生するのか、キャンセル料はいくらになるか確認しましょう。(例えば、サイトに「現場見積もり後、キャンセル可」と表示されていても、キャンセル料が0円になるとは限りません。)

 

請求された金額や作業内容に納得できない場合には、きちんとした説明を求めましょう

 料金や作業内容に納得できない場合は、後日納得した金額で支払う意思があることを示しつつ、その場での支払いはきっぱり断りましょう。その際、ロードサービス業者の態度などに身の危険を感じることがあれば、警察に連絡するのも一法です。

 

トラブルになった時には消費生活センターへ相談しましょう

 見積もりのために呼んだ業者とその場で契約した場合や、サイト等の表示額と実際の請求額が大きく異なる場合などは、特定商取引法の訪問販売によるクーリング・オフ等が適用できる可能性があります。説明されていない費用やキャンセル料等でトラブルになった場合は、すぐに消費生活センターか、消費者ホットライン(局番なしの188)へご相談ください。

 クーリング・オフ制度とは

 

関連情報

インターネットで依頼したロードサービスのトラブル急増-20歳代や学生は特に注意を!-(国民生活センターホームページ)<外部リンク>