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「光回線をアナログ回線に戻せば料金が安くなる」という勧誘にご注意を!

更新日:2023年10月18日更新
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 インターネットの光回線の契約をしている消費者に対して、「アナログ回線(アナログ電話)に戻せば料金が安くなる」などと勧誘し、手続き代行やオプションサービス(生活サポートなど)の料金として高額な請求をするいわゆる「アナログ戻し」のトラブルが増えています。

 

相談事例

〔事例1〕アナログ回線に戻すよう勧誘され承諾したところ、必要のない契約をさせられ違約金を請求された。

〔事例2〕アナログ回線に戻すと支払いが安くなると勧誘され了承したところ、覚えのないサポートサービスが付いた高額な契約になっていた。

〔事例3〕アナログ回線に戻すと安くなると説明されて断ったのに生活サポートの契約をしたことになっていた。

 

金融機関の口座から、覚えのない利用料(生活サポートなど)が定期的に引き落とされていませんか?

 「口座から覚えのない利用料が引き落とされている」といった相談が寄せられています。記帳した際に気づいたり、事業者から不審な請求書が届いたりして発覚するケースが多く、調べてみると「アナログ戻し」の際に契約した生活サポートなどのオプションサービスで、金額も1,000円~3,000円台と比較的低額なため、引き落としに気づかずにいる消費者が多いようです。こうしたオプションサービスは、サービス内容の詳細が不明なものが多く、また、解約するまで利用料を払い続けなければならない上、解約の連絡をしてもつながらないといった、悪質な事案となっていますので注意が必要です!

 

消費者へのアドバイス

勧誘を受けた事業者名と契約内容をしっかり確認しましょう

1 大手通信業者やその代理店を騙り、実際は関係のない事業者が勧誘しているケースがみられます。

2 アナログ戻しの手続き代行のほか、生活サポートなどオプションサービスの契約になっているケースがあります。

 電話や訪問などで勧誘を受けた際には、相手方の事業者名や契約内容をしっかりと確認することが大切です。

 

必要のない契約はきっぱりと断りましょう

 消費者が知らないうちに、アナログ戻しには必要のない生活サポートなどのサービス契約を結んでいるケースがあります。勧誘を受けた際には、費用やサービス内容、解約条件などをよく確認し、必要がないと思ったらきっぱり断りましょう。

 訪問販売や電話勧誘販売で契約した場合には、一定期間内であればクーリング・オフできる場合があります。

 

光回線をアナログ回線に戻す場合には、NTT東日本に問い合わせましょう

 アナログ回線に移行する手続きは、消費者自身がNTT東日本に申し込むことができます。第三者に依頼する必要はありません。費用や条件等の詳細は、同社に問い合わせましょう。

 

不安に思ったり、トラブルが生じた場合は、消費生活センターにご相談ください

  消費生活センター

 

関連情報

光回線契約を締結している利用者に対するアナログ電話への移行勧誘に関する注意喚起(総務省ウェブサイト)<外部リンク>

「光回線をアナログ回線に戻せば料金が安くなる」という勧誘にご注意ください(国民生活センターウェブサイト)<外部リンク>

NTTの名を騙った「アナログ電話への契約変更」を行う事業者に関する注意喚起について(NTT東日本ウェブページ)<外部リンク>