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詐欺的なFX取引トラブルにご注意ください!

更新日:2024年1月31日更新
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 FX取引(外国為替証拠金取引)に関する相談が全国の消費生活センターに寄せられています。特に、シニア層を中心に増加傾向にあり、県内においても多額の詐欺被害が発生しています。

 最近は、SNSやインターネット上の広告、SNSで知り合った人からの紹介等をきっかけにSNSの投資グループに誘われ、そこでFX取引を持ち掛けられるという新たなパターンが目立つようになっています。消費者は、投資グループ内での指示通りに、指定された個人名義の口座に次々とお金を振り込みますが、最後はお金を一切引き出せなくなるという詐欺的な手口です。

 

相談から見られる手口のイメージ

1 SNSのグループチャットに誘われる。

2 グループチャット内で参加者から成功体験を聞かされ、FX取引に誘われる。

3 お金を振り込むと最初は利益が出たように見え、次々と送金を要求される。

4 出金できず、FX業者ともグループチャットのメンバーとも連絡が取れなくなる。

 

相談事例

〔事例1〕退職金の運用を学ぶためにSNS上の投資グループに参加し、FX取引をしたが出金できない。

〔事例2〕FX取引で口座から出金を申し出たところ、口座残高の半分の証拠金を要求された。

〔事例3〕SNSで知り合った人から投資グループに誘われ海外FX取引を行ったが、出金時に税金を要求された。

 

消費者へのアドバイス

SNS上の投資グループに注意してください

 投資グループは「簡単にもうかる」「自分も成功した」などと甘い言葉で勧誘してきますが、確実にもうかる話はありません

 オンライン上のFXの取引画面で利益が出ているように見えても、画面自体が架空であり、実際の取引が行なわれていない場合があります。

 オンライン上のみでのやり取りしかしていない場合、FX業者が本当に実在しているか確認できず、トラブルが起こった際に連絡が取れなくなってしまいます。実在が確認できない事業者や人物から振り込み(送金)の指示があっても決して応じてはいけません。

振込先に個人名義の口座を指定された場合、絶対に振り込まないでください

 通常のFX取引で個人名義の銀行口座を使って入金させることはありません。また、FX業者と異なる名義の口座を指定することもありません。詐欺の可能性が高いので、絶対に振り込んではいけません。

万が一振り込んでしまった場合は、振込先の金融機関に問い合わせましょう。

無登録業者との取引は行わないでください

 FX取引を行う場合は、必ず金融商品取引業の登録の有無を確認しましょう。登録の有無については金融庁のホームページで確認できます。掲載されていない無登録業者との契約は行わないでください。

FX取引の仕組みがよく分からなければ契約しないでください

 FX取引は、仕組みや契約内容が難しくリスクの高い取引です。為替相場の変動等によって、多額の損失が出てしまう可能性があります。取引の仕組みをよく理解せずに契約することはやめましょう。

不安に思ったり、トラブルが生じた場合は、すぐに消費生活センターにご相談ください

 消費生活センター

 

関連情報

SNS上の投資グループで勧誘される詐欺的なFX取引トラブル(国民生活センターウェブページ)<外部リンク>