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「地方民事執行センター/債権執行書記官室」を名乗る不審なハガキにご注意を!
「地方民事執行センター/債権執行書記官室」を名乗る機関から身に覚えのない不審なハガキが届いたとの相談が消費生活センターに寄せられています。
書中には「訴訟提起された」や「執行官立会いのもと給料や財産を差し押さえられる」などと記載され、消費者の不安をあおり、記載の電話番号への連絡を誘導する内容となっています。
過去の同様な事例から、ハガキに記載の電話番号に連絡するとお金や個人情報を詐取される可能性がありますので、ご注意ください。
ハガキの内容(今回、一般家庭に届いたもの)
訴訟着手発付通知
令和6年5月●日 管理番号(●)●●●
この度ご通知致しましたのは、貴方の利用されていた契約会
社に対して未納料または契約不履行による民事訴訟として裁判
を執り行う為に訴訟提起された事を報告致します。
当該会社、訴訟内容につきましては担当職員に管理番号をお
伝え下さい。当地方民事執行センターは訴訟内容の正当性を
確認する機関になりますので原則としてご本人様からのご連
絡をお願いしております。
電話が混み合い繋がり辛い事が御座いますので
その際はお掛け直しをお願い致します。
尚、再三に渡る呼び出しに対し応じない場合や裁判を
放置していた方が執行官立会いのもと給料や財産を
差押さえられる事例がありますので十分ご注意下さい。
※このままご連絡無き場合は裁判の日程を決定する執行
が執り行われます。
〒104-0043 東京都中央区●●● 地方民事執行センター
債権執行書記官室
9時30分~15時30分(土・日・祭日を除く)
03-●●●●-●●●●
消費者へのアドバイス
ハガキが届いても絶対に連絡を取らないようにしましょう。
架空請求のハガキや封書等に記載されている機関の名称は、裁判所や法務省の名称を不正に使用したり、消費生活センターや国民生活センターを装ったりするなど様々です。
連絡をすると消費者にお金を支払わせようとしたり、消費者から個人情報を得ようとしたりしますので、このようなハガキや封書は無視してください。