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覚えのない未納料金を請求する詐欺に注意!-請求に応じない!電子マネーの番号を伝えない!-

更新日:2024年5月17日更新
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 「NTTファイナンス」など実在する会社や公的機関をかたる電話があり、身に覚えのないサイトの利用料等、架空の未納料金を請求される詐欺に関する相談が多く寄せられています。

 

詐欺の手口

1 電話料金やサイト利用料が未納になっているので支払うよう要求してきます。「期限までに支払わないと法的措置を取る」などと支払いを迫ってきます。

2 支払方法はコンビニでプリペイド型電子マネー(以下、電子マネー)を購入するよう指示される手口が多く、氏名や住所、口座番号等の個人情報を聞き出す例もみられます。

3  最近目立つ手口として、電子マネーの購入後に公的機関をかたって電話がかかってくる、劇場型勧誘とみられる例もあります。〔事例1〕を参照のこと。

4 「 守秘義務があるので誰にも話してはいけない」、「コンビニの店員に聞かれても『自分で使う』と答えるように」などと指示される例もあります。

電話で身に覚えのない未納料金を請求されても絶対に相手にせず、無視しましょう!

 

相談事例

〔事例1〕NTTファイナンスと個人情報保護委員会を名乗る電話があり、電子マネーを購入して番号を伝えた。

 「サイト利用料金が一年間未納になっており、裁判にかけられている。30万円支払えば裁判を止めることができる。後日手数料を差し引いて返金する」などと言われ、コンビニで電子マネーを購入し、番号を伝えた。その後、個人情報保護委員会を名乗る人から電話があり、「他にも2つのサイトで未納料金がある。50万円を支払えばまとめて返金する」と言われ、別のコンビニで再度電子マネーを購入してしまった。

〔事例2〕電話料金の未納分を支払うため電子マネーを購入したところ、その後何度も請求された。

 「1年間電話料金が未払いになっている。期限までに支払わないと法的措置を取る」などと電話があり、30万円の電子マネーを購入し番号を教えた。電子マネーは破棄するように言われた。その後も、次々に電子マネーを購入するよう電話があった。

 

消費者へのアドバイス

1  コンビニ等で電子マネーカードを購入するよう指示し、番号を教えさせる方法は全て詐欺です。電話で支払いを求めることは絶対にありません

 身に覚えのない未納料金を請求されても、言われるまま支払ってはいけません。

非通知や知らない番号からの電話は、「出ない」「話を聞かない」「かけ直さない」ことがトラブル防止に効果的です。

3  クレジット番号や銀行口座番号、パスワードなどの個人情報を聞かれても、絶対に教えてはいけません

4  不明な点がある場合は、「NTTファイナンス」など事業者の本来の連絡先を自分で調べて、問い合わせてください。

 

不安に感じたら、消費生活センターや警察に相談しましょう

 ◇消費生活センター

 ◇消費者ホットライン 「188(いやや!)」
 お住まいの地域の消費生活センター等をご案内する全国共通の3桁の電話番号です。

 ◇警察相談専用電話 「#9110」

 

関連情報

 覚えのない未納料金を請求する詐欺に注意!(国民生活センターウェブページ)<外部リンク>

 

事業者等からの注意喚起