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信州地域史料アーカイブ
「信州地域史料アーカイブ」は、NPO長野県図書館等協働機構(長野県図書館協会)が中心となり、県内の古文書や古典籍などの貴重史料をデジタル化し公開するウェブサイトです。
当館が所蔵する「花月文庫」も以前から一部が掲載されていましたが、令和7年3月末に新しく70点約100冊が追加となりました。新規追加分の史料には、解説や現代語訳が付き、うち一部は朗読もされています。これは、多くが崩し字で書かれており、解読に専門知識が必要な花月文庫を誰でも理解できるようにしたいという企図によるものです。ぜひご覧ください。
・信州地域史料アーカイブ<外部リンク>
花月文庫について
「花月文庫」は、当館が所蔵する江戸文学および江戸庶民文化、郷土史関係資料の一大コレクションです。八十二銀行の前身にあたる第十九国立銀行頭取を務めた飯島花月(保作)が収集した古書古典籍で、花月の死後、遺族によって当館へ譲渡されました。その数は7,774点、10,634冊にのぼります。江戸文学、江戸庶民文化研究の一級資料として、全国の研究者に広く知られる貴重資料です。