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子宮頸がん予防ワクチン(HPVワクチン)

更新日:2025年4月1日更新
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子宮頸がんとは

子宮頸がんは、子宮頸部(子宮の入り口)にできるがんで、発がん性HPV(ヒトパピローマウイルス)というウイルスの感染が原因で引き起こされる病気と言われています。発がん性HPVは多くの女性が一生のうちに一度は感染するごくありふれたウイルスで、感染しても多くの場合は一時的でウイルスは自然に排除されますが、感染した状態が長い間続くと子宮頸がんを発症することがあります。

予防接種について

平成25年6月14日、国において「厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会」が開催され、平成25年4月1日から定期接種となった「HPVワクチン接種」について、当面の間(国の判断が示されるまで)、定期接種を積極的に勧奨しないこととしておりました。
厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会及び薬事・食品衛生審議会医薬品等安全対策部会安全対策調査会において、HPVワクチンの有効性及び安全性に関する評価、接種後に生じた症状への対応、情報提供の取組み等について継続的に審議が行われ、改めてワクチンの安全性について特段の懸念が認められないことが確認され、接種による有効性が副反応のリスクを明らかに上回ると認められましたため、令和4年4月から積極的勧奨が再開されました。

このページのもくじ

定期接種について

HPVワクチン接種は、予防接種法に基づき実施する定期接種に位置付けられています。
定期接種については、「子どもの予防接種」をご覧ください。

キャッチアップ接種について

概要

積極的勧奨の差し控えにより、定期接種の対象年齢の間に接種を逃した方がいらっしゃいます。まだ接種を受けていない方に、令和4年度から令和6年度までの3年間、ワクチン接種の機会を提供していました。
​しかし、令和6年夏以降の接種者数の増加等を踏まえ、令和7年4月~令和7年3月までに接種を開始した方について、全3回の接種を公費で完了できるようにキャッチアップ接種期間が延長されました。

厚生労働省ホームページ
ヒトパピローマウイルス感染症~子宮頸がん(子宮けいがん)とHPVワクチン~<外部リンク>
ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンの接種を逃した方へ~キャッチアップ接種のご案内~<外部リンク>

対象者

1~3の全てに該当する方

  1. 平成9年4月2日から平成21年4月1日までの間に生まれた女性であること。
  2. 令和4年4月1日~令和7年3月31日までの間に、HPVワクチンを1回以上接種していること。
  3. 令和7年3月31日までに、合計3回の接種が完了していないこと。

延長期間

令和7年4月1日~令和8年3月31日

  • 期間中に実施した予防接種費用は全額市が負担します。
  • ​期限までに合計3回の接種を完了できなくても、それまでに行った接種の費用も公費の対象となります。

キャッチアップ接種の実施方法

1 市に予診票の発行を依頼します

  • 公費で予防接種を実施するためには、住民登録している市町村で発行した予診票が必要となります。予診票がお手元にない場合は、下記のいずれかの方法で発行を依頼してください。
  • 令和7年3月までに発行した予診票をお持ちの場合、引き続き利用いただけます。
  • 令和7年4月以降上田市に転入し、キャッチアップ接種を希望される方は、予診票発行は窓口での対応となります。
予診票(再)発行
申請方法 内容
窓口申請

市内各保健(健康)センターの窓口で申請してください。
持ち物:申請者の本人確認書類(免許証、マイナンバーカードなど)、過去の接種歴が確認できもの(母子手帳や予防接種済証など)
※職員の在席状況で即日の対応ができない場合があります。
※同一世帯の家族以外からの申請は委任状が必要です。
※申請書類は窓口にも用意があります。

電話申請 市内各保健(健康)センターへ電話で申請してくだい。
予診票は原則、郵送します。(1週間程度かかる可能性がありますので、予防接種スケジュールに余裕をもって申請してください。)
窓口受け取りを希望する場合は、申請時に相談してください。
電子申請

ながの電子申請サービスから申請してください。
予診票は郵送します。(1週間程度かかる可能性がありますので、予防接種スケジュールに余裕をもって申請してください。)
申請先「ながの電子申請サービス<外部リンク>

 

2 医療機関に予約します

市内の医療機関で接種を希望する場合

  • 予診票と併せてお渡しする市内委託医療機関の一覧を参考にして予約をしてください。
  • 医療機関は「こちら [PDFファイル/95KB]」からも確認できます。

長野県の他市町村にある医療機関で接種を希望する場合

  • 「長野県内定期予防接種相互乗り入れ事業」に参加している医療機関では、上田市の予診票で予防接種を受けることができます。
  • 上田市への事前の申請は不要ですが、接種を希望する医療機関が相互乗り入れ事業に参加してることを確認してからお出かけください。
  • 事業に参加しているかは、長野県医師会のホームページでも確認できます。
    長野県医師会ホームページ「お住いの市町村以外での予防接種について<外部リンク>

長野県外の医療機関で接種を希望する場合

  • 入院等やむを得ない事情がある場合、長野県外の医療機関で定期接種を受けることができます。
  • 予防接種当日の接種費用は自己負担ですが、接種後に補助が出ます。
  • 希望される場合は、事前に申請等が必要です。
    詳しくは、「長野県外の医療機関で定期予防接種を受けられる方へ」を御覧ください。

3 医療機関で予防接種を実施します

当日の持ち物

  • 予診票
  • 被接種者の本人確認ができるもの(公的身分証明書)
  • 前回接種日が確認できるもの

接種後の注意

  • 予防接種を受けた後、通常30分間は、様子を確認しすぐに医師と連絡が取れる状態にしてください。アナフィラキシー等の重篤な副反応の大半はこの間に起きます。
  • 接種部位を清潔に保ちましょう。入浴は差し支えありませんが、注射した部位をこすることは避けましょう。
  • 接種当日は激しい運動は避けましょう。
  • 接種後、接種局所の異常反応や体調の変化を訴える場合は、速やかに医師の診察を受けましょう。

使用するワクチン

  • 公費で接種できるHPVワクチンは3種類あります。医療機関と相談して決定してください。
  • 原則として、1回目に接種したワクチンで接種を完了してください。
ワクチンの種類
ワクチン(販売名) 予防効果

2価ワクチン
(サーバリックス)

国内外で子宮頸がん患者から最も多く検出されるHPV16型及び18型に対する抗体を作るワクチンです。
4価ワクチン
(ガーダシル)
2価ワクチンに含まれる型に加え、尖圭コンジローマの原因ともなる6型、11型に対する抗体を作るワクチンです。
9価ワクチン
(シルガード9)
令和5年度から定期接種に使用できるワクチンに追加されました。
子宮頸がんの原因となるHPV16、18、31、33、45、52、58型に加え、尖圭コンジローマの原因となるHPV6、11の型に対する抗体を作るワクチンです。​​

接種の方法

  • どのワクチンを選択していただいても接種回数は3回です。
  • ワクチンによって接種間隔が異なるので注意してください。
  • 標準的な接種方法が取れない場合は、医療機関と相談してください。
接種間隔
ワクチンの種類 標準的な接種方法

左記の方法をとる事ができない場合の接種方法

2価 1月の間隔をおいて2回行った後、1回目の注射から6月の間隔をおいて1回 1月以上の間隔をおいて2回行った後、1回目の注射から5月以上、かつ2回目の注射から2月半以上の間隔をおいて1回
4価 2月の間隔をおいて2回行った後、1回目の注射から6月の間隔をおいて1回 1月以上の間隔をおいて2回行った後、2回目の注射から3月以上の間隔をおいて1回
9価 2月の間隔をおいて2回行った後、1回目の注射から6月の間隔をおいて1回 1月以上の間隔をおいて2回行った後、2回目の注射から3月以上の間隔をおいて1回

予防接種による被害に対する救済措置について

定期の予防接種によって引き起こされた副反応により、医療機関での治療が必要になったり、生活に支障がでるような障害を残すなどの健康被害が生じた場合には、予防接種法に基づく補償を受けることができます。
ただし、その健康被害が予防接種によって引き起こされたものか、別の要因(予防接種をする前あるいは後に紛れ込んだ感染症あるいは別の原因など)によるものなのかの因果関係を、予防接種・感染症医療・法律等、各分野の専門家からなる国の審査会にて審議する必要があり、予防接種によるものと認定された場合に補償を受けることができます。
給付申請の必要が生じた場合には、市内各保健(健康)センターへお問い合わせください。
厚生労働省ホームページ「健康被害救済制度について<外部リンク>

HPVワクチンを自費で受けた方へ

償還払いは令和6年度で終了しました。

子宮頸がん予防ワクチンの積極的勧奨の差控えにより、当該ワクチンを自費で受けた方に対して、費用の償還払いを行います。なお、償還払い対象期間中9価ワクチンは定期接種の対象でなかったため、償還払いの対象になりません。

対象者

以下の全ての要件を満たす方が対象となります。ただし、他の地方公共団体ですでに子宮頸がん予防ワクチンの任意接種について助成を受けたことがある方は除きます。

  • 平成9年4月2日から平成17年4月1日生まれの女性。
  • 令和4年4月1日時点で上田市に住民票がある。
  • 16歳となる日の属する年度の末日までに、当該予防接種を定期接種として3回接種していない。
  • 17歳となる日の属する年度の初日から令和3年度の末日までに日本国内の医療機関で、2価ワクチン(サーバリックス)または4価ワクチン(ガーダシル)を自費で接種している。
  • 償還払いを受けようとする接種回数について、キャッチアップ接種を受けていない。

手続きの方法

償還払いを希望される方は、下記の書類を健康推進課の窓口に持参してください。ヒトパピローマウイルス感染症に係る任意接種償還払い申請書は、窓口でもご記入いただけます。

【提出書類】

  1. ヒトパピローマウイルス感染症に係る任意接種償還払い申請書(様式第1号)
    様式第1号 [PDFファイル/121KB]
    様式第1号 [Wordファイル/74KB]
  2. 申請者の本人確認書類(運転免許証、健康保険証等)
  3. 被接種者の本人確認書類(申請者と被接種者が異なる場合に必要です。)
  4. 接種費用の支払いがわかる領収書の原本
    ※領収書に記載されているのが総額のみだった場合や接種内容がわからない場合は、明細書等の書類も必要です。また、領収書がない場合も申請していただけますので、ご相談ください。
  5. 被接種者の接種記録が確認できる母子手帳、予防接種済証または接種済みの記録がある予診票の写し
    ※この書類がない場合、ヒトパピローマウイルス感染症に係る任意接種償還払い申請用証明書(様式第2号)で代用することができます。
    様式第2号 [PDFファイル/44KB]
    様式第2号 [Wordファイル/53KB]
  6. 償還払いを希望する振込金融機関の通帳またはキャッシュカードの写し

償還額

実費相当額(最大3回接種分まで)
領収書の原本が提出できない場合、市で定めた額を償還払いします。

申請受付期限

令和7年3月31日

お問い合わせ

  • 予防接種については、市内各保健(健康)センターで相談を承っています。
  • 健診等への従事や個別相談の対応中により、担当職員が在席していないことがあります。
問い合わせ先
問い合わせ 連絡先
健康推進課 〒386-0012 長野県上田市中央 6丁目5番39号
ひとまちげんき・健康プラザうえだ
​電話番号 0268-28-7124
FAX番号 0268-23-5119
丸子保健センター 〒386-0404 長野県上田市上丸子1600番地1
​電話番号 0268-42-1117
真田保健センター 〒386-2292 長野県上田市真田町長7199番地1
​電話番号 0268-72-9007
武石健康センター 〒386-0503 長野県上田市下武石772番地
​電話番号 0268-85-2067

 

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