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認知症について

更新日:2025年4月1日更新
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認知症とは

 認知症は、いろいろな原因で脳細胞が死んでしまったり働きが悪くなったりすることで、生活に支障が出る状態です。
 厚生労働省によると、65歳以上の4人に1人が認知症とその予備軍と推定されており、誰にでも起こりうる身近な病気です。
 認知症を疑ったら、早めの相談、対応をしましょう。

・認知症の症状

・どこに相談したら良いの?

・どんなサービスがあるの?(認知所の方・家族の方からの相談、家族への支援、行方不明の心配のある家族への支援)

・認知症初期集中支援チーム

・オレンジカフェ(認知症カフェ)

・認知症サポーター養成講

認知症の症状(どんな症状があるの?)

1. 認知機能障害 脳の細胞が壊れることで起こる症状

記憶障害 経験したことを忘れる。覚えられない。
実行機能障害 計画や手順を考え、それにそって対処することが難しくなる。
見当識障害 時間、日付、季節感、人間関係などがわからなくなる。
理解や判断力の障害 2つ以上のことが重なったり、いつもと違う出来事で混乱しやすくなる。

認知症状の中核症状

2. 行動・心理症状(BPSD)

 認知機能障害に加えて、性格、環境、人間関係が絡み合って起こる症状(例:うつ状態、妄想、暴力、不潔行為など)

認知症を引き起こす主な病気とは?

アルツハイマー型認知症

記憶を司(つかさど)る「海馬(かいば)」の機能低下・萎縮(いしゅく)が出現し、記憶障害から始まる。認知症で最も多いタイプ。

血管性認知症 脳梗塞、脳出血などのために血管が詰まったり破裂することで起こる。複雑な作業が難しくなったり、意欲低下がみられる。
レビー小体型認知症 レビー小体という異常物質が脳にたまる。幻視、パーキンソン症状、睡眠の乱れがみられることも。
前頭側頭型認知症 脳の前頭部と側頭部の萎縮から始まる。我慢、思いやりなどの社会性を失い、我が道を行く行動をとる特徴がある。

認知症を疑ったら、早めに対応しましょう!

  • 治る病気や一時的な症状の場合には原因疾患を治療することで、よくなる場合があります。
  • 早期発見、早期治療ほど薬の効果は高く、適切な対応により進行を遅らせることができます。
  • 症状が軽いうちに、本人や家族が話し合い、認知症に向き合うための準備や今後の方針を決めることができます。

どこに相談したら良いの?

 以下の1~3へご相談ください。

1.かかりつけ医、認知症専門医、認知症サポート医(注)等のいる医療機関

(注)認知症の相談に応じられる「かかりつけ医」からの相談に応じられる医師で、介護との連携の推進役として県指定の研修を受講した医師)

かかりつけ医、認知症専門医、認知症サポート医

2.地域包括支援センター

 お住まいの地域の地域包括支援センターへお問い合わせください。
 (注)不在の場合があります。来所の場合は、事前に電話連絡をお願いします。
 地域包括支援センターでは、保健師、社会福祉士、主任介護支援専門員(主任ケアマネジャー)等の専門の職員が高齢者の皆さんとその家族を支援します。

3.上田市役所

上田地域

上田市役所本庁舎2階 高齢者介護課 大手1-11-16 23-5140

丸子地域

丸子地域自治センター1階 丸子高齢者支援担当

上丸子1612 42-0092

真田地域

真田地域自治センター1階 真田高齢者支援担当

真田町長7178-1 72-4700

武石地域

武石地域総合センター1階 武石高齢者支援担当

下武石742 85-2119

4.認知症伴走型相談支援

認知症の人や家族等が地域で安心して日常生活を営むため、専門職がお話しを伺います。

●相談できる方:市内在住で認知症に関する相談などがある方
●内容:在宅での日々の暮らし方や接し方のコツ、社会参加の場の提案など、認知症の方とその家族を応援する「伴走者」として相談支援を行います。
●場 所: (1)宅老所もくれん(23-8877) 金曜日 (2)下原グループホーム(72-9022)月曜日 (3)グループホーム諏訪形(25-0504)土曜日
●時 間:午前9時から午後6時まで
●その他:まずは電話で予約をしてください。​

どんなサービスがあるの?

 上田市では、認知症の方やそのご家族の方が、安心して暮らせるまちを目指し、専門の職員を配置し、次のような取り組みを行っております。
 ぜひお気軽にご相談ください。

認知症の方、家族の方からの相談等

認知症の方、家族の方からの相談等の画像

 物忘れが心配、認知症状の対応について相談したい方

認知症地域支援推進員による相談

認知症の方や家族を支援するための相談に応じ、医療や介護サービス等の支援機関との調整を行います。

随時、高齢者介護課の窓口又は電話や訪問での相談を行います。

高齢者介護課

23-5140

認知症初期集中支援チームによる支援

「認知症状が強く、対応に困っている」、「受診を勧めても拒否している」などの一定の要件に該当する方を対象に早期診断、早期対応に向けた支援を行うため、専門医、専門職員で構成する認知症初期集中支援チームが、包括的かつ集中的な支援を行います。

各地域包括支援センター

外出時、行方不明になる心配のある家族への支援

徘徊の心配のある家族への支援の画像
認知症の方が外出時、行方不明となる可能性があり心配な家族の方(ご利用は在宅にお住まいの方に限ります)

認知症見守りネットワークと個人賠償責任保険

外出時、行方不明になるおそれのある高齢者の家族が、認知症の方の情報を上田警察署、上田市、包括支援センターへ事前に登録し、早期発見・早期保護につなげます。また見守りネットワークに登録をした方は、個人の掛け金等の負担なく「個人賠償責任保険」に自動的に加入となります。上田市が契約者となる個人賠償責任保険に加入することで、認知症の方が他人にケガを負わせたり、他人の財物を壊したり、電車等を運行不能にさせたなどして法律上の損害賠償責任を負う場合に費用などが補償されます。なお保険のみの加入はできません。

各地域包括支援センター・高齢者介護課

認知症高齢者等見守り位置情報システム利用料等補助金

認知症の方の行方不明時の早期発見と介護者の負担軽減のため、携帯型の位置情報システムを利用している家族の方へ加入料・毎月の基本料金を助成します。

高齢者介護課

23-5140

交流の場 オレンジカフェ(認知症カフェ)

認知症カフェ

オレンジカフェ(認知症カフェ)

認知症の方やご家族、地域の方や専門家など、どなたでも気軽に集い、お茶を飲みながら語らい、交流して楽しむ場所です。

市内にはオレンジカフェが複数ありますので、お気軽にご利用ください。

※参加希望の方は、各カフェにお問い合わせ・お申込みください(開催日時・開催場所・料金等が変更になる場合があります)。

※「オレンジ」は「認知症カフェ」ともいいます。

高齢者介護課

23-5140

オレンジカフェ(認知症カフェ)設立資金の助成

「オレンジカフェ(認知症カフェ)」の設立を支援するため、設立資金の経費を助成します。

詳細は高齢者介護課までお問い合わせください。

高齢者介護課

23-5140

 認知症について学び、地域等で活躍したい方

認知症について学び、地域などで活躍したい

認知症サポーター養成講座

認知症を正しく理解し、認知症の方やその家族をあたたかく見守る「認知症サポーター」を養成します。

受講者には「サポーター証」をお渡しします。

各地域包括支援センター・高齢者介護課

認知症キャラバン・メイト養成講座

「認知症サポーター養成講座」の講師を務める「キャラバン・メイト」を養成します。

高齢者介護課

23-5140

認知症講演会

認知症に関して講師を招き、講演会を開催します。

高齢者介護課

23-5140

関連情報

認知症施策(厚生労働省)(新しいウィンドウが開きます)(外部サイトへリンク)<外部リンク>