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特殊詐欺非常事態宣言
平成27年、上田市では特殊詐欺被害が多発し、被害額が1億円を超えて過去最悪を記録したため、同年12月24日付けで「特殊詐欺非常事態宣言」を発令するとともに、「上田市特殊詐欺防止対策本部」を設置し、平成28年2月には、高齢者に携わる関係機関・団体で構成する「上田市特殊詐欺等被害防止連絡協議会」を立ち上げ、高齢者に対する啓発活動や、金融機関での水際阻止活動に取り組んでまいりました。
その結果、平成28年以降、被害は減少してきましたが、令和元年は一転して被害が増加しており、犯人からの特殊詐欺電話も後を絶ちません。
市民の皆様におかれましては、特殊詐欺の手口について関心を持ち、
- 「ひとごとじゃない!」という危機感を持つこと
- 「家族の間で合言葉を決めておく」などの対策を必ず講じること
- 口座番号や暗証番号を「教えない」、現金やキャッシュカードを「渡さない」ようにしてください。
- 犯人と直接会話をしないようにするため、自宅の電話を常に留守番電話に設定し、メッセージを残さない人の「電話には出ない」対策をとりましょう。
を実践していただくとともに、各地域におかれましては、特殊詐欺の犯人を寄せ付けない環境づくりのため、より一層の地域力発揮をお願いします。