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木曽義仲と上田地方
木曽義仲と上田地方 ~『丸子町誌』などから学ぶ~
木曽義仲がデザインされた腰越橋の欄干
平氏打倒のために木曽で旗揚げをした木曽義仲は、依田城(上田市)を拠点として信濃の武士に号令を発し、軍勢を引き連れて、北陸から都へ攻め上りました。平安時代の終わりごろの上田地方の大きな出来事は、何といっても木曽義仲の挙兵だったにちがいありません。
さて、上田市(旧丸子町)では、平成3年の「義仲復権の会」の設立や平成4年の『丸子町誌』の刊行をきっかけに木曽義仲への関心が高まり、地元の人たちを中心に伝承の収集や研究が進められ、その成果はまちづくりや観光振興にも生かされています。
ここでは、こうした市民による郷土史学習の教材として重要な役割を果たした『丸子町誌』等の考察の一部をご紹介します。関心を持たれた方は、ぜひ、図書館や公民館で詳細をご覧ください。