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第二十七回上田城跡能
第二十七回上田城跡能
上田薪能を観る会では、能楽の公演を企画・開催しています。
27回目となる今回は、能「鞍馬天狗 白頭」、狂言「萩大名」を上演します。
能シテ方には重要無形文化財総合指定保持者の観世喜正さんを、狂言方には人間国宝の野村万作さんをお迎えします。
一流の能楽師による幽玄の世界を、心ゆくまでご堪能ください。
なお、関連企画として、能「鞍馬天狗 白頭」の魅力を解説する事前学習会を中央公民館で、本公演前には能楽を初歩から学べる「能楽講座」を、上田市立博物館では期間中に「能面展示」を行います。本公演をよりお楽しみいただけますので、ぜひご参加ください。
本公演当日は、2階大ホールホワイエにて、能楽に関連する品々を展示します。公演前後のお時間に、能楽の世界をお楽しみください。
【過去の上田城跡能】
能楽公演
日時 |
令和6年8月24日(土曜日) |
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会場 |
サントミューゼ(上田市交流文化芸術センター)<外部リンク> 大ホール |
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演目 |
和泉流 狂言「萩大名」(はぎだいみょう) 長らく在京している田舎大名は、余りに退屈なので太郎冠者と相談をし、萩が見頃のとある庭園へ見物に行くことにした。その庭の亭主が見物料代わりに、和歌を一首詠ませることを知る冠者は、和歌を大名に教える。大名は、「七重八重 九重とこそ思いしに 十重咲き出づる 萩の花かな」という歌をなんとか教え込まれるが、いざ庭に赴き、亭主と萩を眺めていると…。 |
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観世流 能「鞍馬天狗 白頭」(くらまてんぐ はくとう) 春爛漫の洛北の鞍馬寺では、僧侶が勉学修行中の源平両家の子弟を伴い花見に出かける。折からやってきた素性の知れぬ山伏を警戒し引き上げる一行だが、一人残ったのが遮那王(牛若丸)。山伏の正体は鞍馬山の大天狗で、遮那王は兵法の伝授を受けることになり、後年平家を滅ぼすほどの知略を授かる。鞍馬の天狗に兵法を教わったとされる牛若丸伝説を能に仕立てた作品。ご当地上田で稽古をした小学生たちがかわいい花見稚児の役で能舞台に登場します! |
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その他の出演者は、第27回上田城跡能番組表 [PDFファイル/1.99MB]をご覧ください。 | |||
鑑賞券 |
価格:S席4,000円 A席3,500円 B席3,000円(全席指定・税込)
【販売時間】 |
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その他 |
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関連企画
能「鞍馬天狗」事前学習会
本公演で上演される能「鞍馬天狗」のみどころを解説する学習会を開催します。
日時 |
令和6年8月3日(土曜日) |
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会場 |
中央公民館 大会議室 |
定員 | 先着50名(定員になり次第締切) |
入場料 | 無料 |
申込先 |
6月24日(月曜日)以降、「申込代表者の住所・氏名・電話番号・申込人数」をご用意のうえ、文化政策課(0268-75-2005)へ電話でお申し込みください。 |
能楽講座
本公演に先立ち、日本の伝統文化である能楽について能楽師がわかりやすく解説します。
能楽に興味のある方はもちろん、「能楽は敷居が高い」と感じている方も、気軽に能楽を学ぶことができますので、ぜひご参加ください。
※本公演の鑑賞券を購入された方が対象です。
能楽講座ご招待
上田市内の小学5・6年生、中学生100名様を無料でご招待します。
講座終了後は、本公演を無料で鑑賞することができます。
能楽を学習してみたい方、興味のある方は、ぜひお申込みください。
日時 |
同日(令和6年8月24日) |
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会場 |
サントミューゼ(上田市交流文化芸術センター)<外部リンク> 大ホール |
講師 |
観世喜正 |
無料招待 |
対象:上田市内の小学5・6年生および中学生(全学年)
一次締切:令和6年6月26日(水曜日)
ご招待エリアの座席はこちら [PDFファイル/441KB]
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能面展示
上田市立博物館にて、上田市指定文化財「濱村家能面コレクション」から能面を展示し、あでやかな能楽の世界をご紹介します。
期間 |
令和6年8月1日(木曜日)~8月31日(土曜日) |
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会場 |
上田市立博物館<外部リンク> |
料金 |
一般300円、高校・大学生200円、小・中学生100円 |
主催
上田薪能を観る会(上田観世会・上田宝生会・上田市文化芸術協会・上田市・上田市教育委員会)